日本公開1か月前に中止が決定、「アバウト・レイ」公式サイトでお詫び。

2015/12/18 00:00 Written by Narinari.com編集部

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ナオミ・ワッツ、エル・ファニング、スーザン・サランドンという、3世代の演技派女優が競演する映画「アバウト・レイ 16歳の決断」が、予定していた2016年1月22日の公開日を目前に控え、日本での公開が中止となることが決定した。

公式サイトに掲載された「公開中止のお詫びとお知らせ」によると、この決定は「製作国であるアメリカでの公開が無期延期」となったことを受けての判断。そのため、「楽しみにお待ちいただいていたお客様には深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で、前売り券などの払い戻し方法を案内している。

なお、本作の今後の日本公開については「未定」とのことだ。

「アバウト・レイ 16歳の決断」は、アカデミー賞主要4部門にノミネートされ、全世界で大ヒットを記録した「リトル・ミス・サンシャイン」の製作チームが再集結した作品。不器用で愛おしい、家族の物語を紡いでいる。



☆「アバウト・レイ 16歳の決断」ストーリー

16歳になったレイ(エル・ファニング)は心も身体も、男の子として生きることをカミングアウトし、ホルモン治療を希望する。だが、それには母親のマギー(ナオミ・ワッツ)だけでなく、幼い頃に別れて顔さえ覚えていない父親のクレイグ(テイト・ドノヴァン)の同意が必要だった。髪を短く切り、トレーニングをして、少しずつ“男の子”に近づいていくレイ。そんなレイの成長を見つめながら、マギーは意を決して、レイのために同意書のサインを別れた夫にもらうため会いに行くが、元夫は困惑して賛成してくれない。それを見かねたレイは、ある日マギーに黙って父を訪ねていくのだが、そこでまさかの“家族の秘密”が明らかになる――。


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