米国初のペニス移植手術実施へ、アフガン戦闘で股間被弾の元軍人に。

2015/12/11 18:51 Written by Narinari.com編集部

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米国を代表する医学校を持つジョンズ・ホプキンス大学で、米国初のペニス移植手術が行われるというニュースが、米ニューヨーク・タイムズなどで報じられている。

昨年、南アフリカで初のペニス移植に成功。そのケースでは恋人が妊娠するなどの結果が出たが、まだまだ難関な手術であることには変わりない。排尿、勃起、オーガズムなど達成されるべき段階が多く、免疫による拒絶反応の問題もある。さらにドナーが臓器提供の意思を生前示していたとしても、ペニスについては何も触れていないことが多いという。

このような問題をクリアし、手術をすることになったのは、2011年にアフガニスタンで股間を撃たれた元軍人の男性。国防総省からの支援もあり、男性としてのアイデンティティの回復のための手術が決定し、現在ドナー待ちの状態だという。なお、担当医師は「手術は戦闘で負傷した人限定でやります。将来的には変更されるかもしれませんがトランスジェンダーの人々のためには行わない」とコメントしている。

ネットでは「成功するといいな」「軍人にとって正当な権利だと思う」「自分も移植してもらいたい…」「まずは技術の確立だ。それにしてもペニスは臓器なのか」と手術への注目が集まっているようだ。

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