タモリがANNで2015年おさらい「シメが変態になっちゃった(笑)」。

2015/12/11 05:00 Written by Narinari.com編集部

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タモリ(70歳)が12月18日(金)午後10時から、ラジオ番組「タモリのオールナイトニッポンGOLD Song&BOSS スペシャル」(ニッポン放送)でパーソナリティを務めることがわかった。タモリがラジオ出演するのは、昨年6月13日放送の特別番組「タモリのオールナイトニッポンGOLD」以来、1年半ぶり。

タモリは深夜放送の代名詞「オールナイトニッポン」で、1976年から7年間にわたりパーソナリティを担当。そして昨年6月の「タモリのオールナイトニッポンGOLD」では大きな反響を呼んだ。今回の特別番組では、タモリが昭和の名曲と共に2015年の出来事を振り返るスペシャルプログラムとなっている。

今回の番組テーマを聞いたタモリは「今年を振り返るのに昭和の名曲? ちょっと意味がわからないですけど(笑)」。しかし、昭和50年に発売された中島みゆきの「時代」が流れると、昭和時代のラジオについて懐かし気に振り返った。

今年8月22日に70歳の誕生日を迎えたタモリ。アシスタントを務める能町みね子が「産後70年ということですが…」と話を振ると、タモリは生まれたのは終戦の1週間後だったと語り、「よく産んだなというよりは、敗色濃い昭和19年の秋に、よく親父とお袋はよくムラムラしてたんだなと(笑)」と話し、これには能町が「人間、食べることとそういうことはどうしたっておさまらないんでしょうね(笑)」とフォローするなど、ちょっぴり下なトークで盛り上がった。

続けて、タモリは「当時“赤ん坊大会”があって、僕優勝したんですよ。標準の体重だったとか何を判断したのかわからないんだけど、姉も2位になってて(笑)」と仰天エピソードを披露。能町も「見る目ありますね、その人。まさかこんなことになるとは思ってないですもんね」と驚いた。

番組では春夏秋冬に分け、各月にあったニュースを振り返りながら2015年をおさらい。1月に行われたサントリーコーヒー「BOSS」の新CM発表会で人型ロボット「Pepper」に「コンドルの着地」を伝授したニュースを能町から振られると「あいつは(意外と)うまかった」と懐かしく語っていたほか、今年3月に運航終了した寝台特急「トワイライトエクスプレス」に関するトークでは、タモリが「トワイライトエクスプレス」のヘッドマークを持っていることを明かすなど、マニアックなトークが炸裂した。

また、中島みゆきのニセモノのメッセージについて取り上げると話は脱線。昔、タモリが担当する番組で、その当時に中島みゆきが主題歌を務めていた番組名をもじって卑猥な企画を作ったところ、テレビの製作会社が集まる協会で受賞した話から、その後も“変態”話へと展開し、まさかの1年を振り返れないまま、収録は終盤を迎えててしまうというハプニング。タモリは「シメが変態になっちゃった(笑)」と番組を締めくくった。

約2時間にわたる収録を終えたタモリは「(今年の話題を振り返るというテーマについて)12月まで振り返れなかったね。ラジオって感じがしなかったです。みねちゃん(能町みね子)と、ただしゃべってるっていう感じで、楽しませていただきました。面白かったです」とコメント。

そして「芸能ニュースで一番印象的だったニュース」については「いろいろありましたね〜。何でしょうかね。やっぱり、又吉(直樹)はよくやりましたよね。今、みんなようやく『すごい』と当たり前のようなことを思ってるんですけど、芥川賞ですからね。太宰治も欲しかった賞でしょ? 又吉は太宰治の大ファンですからね。大ファンの方が獲っちゃったと。太宰治の立場どうなっちゃうの? ってことですよね(笑)。実際に作品も読みましたけど、面白かったです。面白いんですけど、改めて思うのは芥川賞と直木賞と一体どうちがうのかと(笑)。それを改めて考えましたね。でも、いっぱい本を読むから文章がうまくなるっていうのは違うんですよね。いっぱい映画見たからいい映画作れるということでもないですし。それとはまったく違う能力が又吉にあったってことですね。なので、このニュースはすごく驚きました。受賞後は会ってないんですけど、おめでたいニュースですね」と又吉に賛辞を贈った。

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