ロックバンド・SPYAIRが11月18日、東京ドームシティ ラクーアガーデンステージにて、スペシャルフリーライブ&ハイタッチ会を開催した。
このイベントは、前作「MILLION」後から、昨年の活動停止期間を経てた約2年間のバンドのリアルな記録が刻まれたニューアルバム「4」を、これまで離れず応援し続けてくれたファンのもとに、直接届けに行きたいという想いから実現したイベント。
会場に向かう道中、「4」のビジュアルでラッピングされた巨大アドトラックとともに「乗車!IKE」というLINEメッセージが送信され、このトラックに乗ったIKE(ボーカル)が渋谷に出現、自ら新作のリリースを告知し、突然のサプライズに渋谷の街は騒然となった。さらに、「このまま宣伝しながらラクーア向かいます♪」とLINEメッセージが送信されると、会場でIKEの到着を待ちわびたファンから熱い歓声が起こった。
クリスマスデコレーションされた巨大なヒマラヤ杉と、華やかなイルミネーションで彩られた会場。あいにくの悪天候だったが、約2年ぶりのアルバムともあって、イベント開始前から約2000人のファンで埋め尽くされた。
「今日はアコースティックの演奏だけど、アルバム『4』の曲を何曲かやろうと思います」とボーカルIKEが呼びかけ、ドラムのKENTAが手拍子を求める。
アルバム収録のヒットシングル「イマジネーション」や「アイム・ア・ビリーバー」に加え、新録曲を披露。MCではギターUZが、「活動停止して、そこから始まったからこそ、今回の『4』ってアルバムが出来たし、今までと違った作品になったと思うんで、今日来てくれた人が何かを感じてくれたら嬉しいです」と話し、「みんなに自信を持って届けられる曲ができたので、またこうやってアルバムもリリース出来たし、みんなに来てもらって曲が成長していくと思うから、アルバムたくさん聴いてください」とIKEが語った。
リリースイベントならではの距離の近さに、会場は温かい空気に包まれ、ファンはじっくりと聴きいっていた様子。ライブ終了後には、ニューアルバム「4」を持参したファンを対象にハイタッチ会が開催された。