子どもの知育玩具の中でも大きな知名度を誇るレゴブロック。組み立てて作り出される創造物は、子どもだけでなく大人の創作意欲もかき立てるほどだ。しかし、小さなブロックは時折床に散らばって、家人の足の裏をひどく傷つけたりすることも。こうした事態を減らそうと、レゴ社は抜本的な対策に乗り出したと欧米で話題を呼んでいる。

レゴ社がフランスの広告代理店と一緒になって辿り着いた答えは、「足が痛いならスリッパを履けばいいじゃない」というもの。そう、レゴオリジナルのスリッパを制作したのだ。

ブランドカラーに彩られたスリッパは、通常のものよりも底の厚みのあり、ブロックを踏んでも痛くないばかりか、小指を何かの角にぶつけても痛くない。最初は生産数限定の商品として登場するが、好評ならば、多くの人が入手できるようにすると公式SNSなどでも伝えられている。

ネットでも「すばらしい。こういう商品を待っていたんだ」「私の足の裏に長くあったあのレゴブロックの刻印からついに解放されるのか」「ノーベル平和賞を与えて欲しい」「あの痛みは子育てに必要な儀式だと思っていたよ」「みんな騙されてる。あいつはスリッパの中に入り込んでくるよ」などなど、過剰なほどの待望コメントが寄せられており、既に大人気の様相を呈している。