「インサイド・ヘッド」ビンボンの初期の姿、未公開シーン映像解禁。

2015/10/23 13:27 Written by Narinari.com編集部

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ディズニー/ピクサー最新作「インサイド・ヘッド」のMovieNEXが11月18日に発売され、11日にはデジタル先行配信も始まる。それに先駆け、このたびMovieNEXのボーナス・コンテンツとして収録される、未公開シーン映像の一部が解禁となった(//www.youtube.com/watch?v=1GyhM4G1Tyw)。

これは、本作の人気キャラクター・ビンボンの初期の姿で登場する貴重な映像。映像の冒頭で解説しているのは、「トイ・ストーリー」の原案を手掛け、さらに「モンスターズ・インク」「カールじいさんの空飛ぶ家」といった数々の大ヒット作を監督したピクサー屈指のヒットメーカー、ピート・ドクター監督だ。

ビンボンとは、主人公のライリーが3歳の時に大好きな動物を掛け合わせて創り出した“空想の友達”。見た目は猫や象で綿あめのような肌感、さらに鳴き声はイルカで、涙はキャラメル味のキャンディ。実は、ピート・ドクター監督は自宅に綿あめ製造機まで持っているほど、綿あめが大好きだという。本作を観た後「ビンボンに泣けた」という人が続出するほど、物語の見せ場を作る重要なキャラクターだ。

今回解禁となった未公開シーンは、そんなビンボンの初期段階の初登場シーン。大きな鼻は今のままだが、顔は今よりも大きく丸く、毛はふさふさとし、どこかあどけないながらも愛嬌たっぷりな容姿だ。完成までに何度もブラッシュアップされたことが想像でき、物語の重要なキャラクターであったことが分かる。

さらにこの映像には、ビンボンのほかに、ライリーがかつて夢中になっていたけれど今では忘れてしまっている、個性的な空想上の友達が多数登場。ピート・ドクター監督は「ビンボンは、数多く作った空想上の友達のひとつ」と明かし、「ほかには、線で描いた棒のような姿のミス・スクリブルズ(落書き)がいました。そして、ミスター・サン(太陽)は、子供がよく紙の上の角に描く、4分の1しかない太陽です。彼は、紙の角から下に動いてきても、パイの1切れみたいに、そのままの形なんです」と話している。今回の映像では、幻のミス・スクリブルズと、ミスター・サンの姿が初披露されており、空想上の友達が多数揃う楽しいシーンに注目だ。

また、驚くべきことに本作は、ヨロコビとカナシミの凸凹コンビの大冒険が多くの感動を呼び話題となったが、今回の映像では、ヨロコビの初期の相棒は、なんとカナシミではなくビビリだったことも明かされている。もし、ヨロコビ&ビビリのコンビだったら、どのような結末になっていたのだろうか――今回の未公開シーンをみて、改めてMovieNEXに収録されている本編と見比べてみるのも面白そうだ。


☆「インサイド・ヘッド」MovieNEX

発売日:2015年11月18日(水)
価格:4,000円(税別)
権利表記:(C) 2015 Disney/Pixar
公式サイト:disney.jp/head

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