ドラマ縁で柴咲コウ×椎名林檎、柴咲新曲の作詞作編曲&プロデュース。

2015/09/22 06:43 Written by Narinari.com編集部

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女優で歌手の柴咲コウ(34歳)が、ニューシングル「野性の同盟」を11月25日にリリースする。同曲の作詞・作曲・編曲、プロデュースは、シンガーソングライターの椎名林檎だ。

今作は、今年1月に放送されたドラマ「〇〇妻」(日本テレビ系)で、柴咲が主演、椎名が主題歌を手掛けた縁が最初のキッカケで実現した。当時、柴咲が月に一度だけ務めていたFMラジオのレギュラー番組(2015年4月終了)で、ドラマ主題歌の「至上の人生」をオンエアする際、椎名から「シンガーとしても魅力的なコウちゃんへ、いつか曲をお贈りしたい……」とコメントが寄せられた。

その後、同ドラマのプロモーションを兼ねた対談を経て、柴咲の次作リリースが具体化した際に正式オファーし、椎名もこれを快諾。そして、この新曲は10月15日放送スタートの木曜ミステリー「科捜研の女」(テレビ朝日系)主題歌に決定した。また、6月にリリースされた柴咲初のカバーアルバム「こううたう」でも、椎名率いるバンド・東京事変の曲から「私生活」をカバー収録している。

今回の楽曲について、椎名は「柴咲コウ氏の凛とした声には、性別や年齢を思わせない、原始的な力強さを感じます。そんな彼女を、遠くから見守る旧友のつもりで書いたのがこの“野性の同盟”です。彼女へは『旧友から突然届いた手紙を訥々と音読するかのように発声して欲しい』と、オファーしました。素晴らしいシンガーに対し『唄い上げないで欲しい』と、申し上げるのはほんとうに罪深いこと。それを思いながらも、粛々とリクエストに応えてくれる職人的な彼女へ、益々惚れ込んでしまうのでした。『基本エレキ3ピース』で『基本パワーコード』というユニセックスなオケも、予想していたよりずっと彼女に似合って、こちらはもうひたすら書き手冥利に尽きるというものでした。でもまだある。なんでも似合う。もっと書かせてください。今回はバラードという発注をいただいたからこそ、たまたまこうしただけです。申し訳ありませんが、彼女のお部屋へ土足でお邪魔して、抽斗を荒らしたい衝動でいっぱいです。取り急ぎこのたびは、すばらしいテイクをありがとうございました。乾杯。きっとまた!」とコメント。

また、柴咲も「椎名林檎さんに楽曲制作していただけることになりそれだけで喜ばしいことなのに、歌へのディレクションの他ビジュアルやPVイメージもご提案いただき、歌い手としてこの上ない幸せを感じております。少し肩の力が抜けた歌い方を希望されたのですが、歌いながら佛々と力強さを感じもっともっと歌っていたくなる…そんな不思議なレコーディングでした。欲張りかもしれませんが、彼女の世界観にこれからも何度も溺れたい、そんな気持ちでいっぱいです」と喜びを語っている。

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