英ファッションブランド「ハウス・オブ・ホランド」のデザイナー、ヘンリー・ホランド（32歳）が、任天堂のゲーム「スーパーマリオブラザーズ」30周年を祝い、おなじみのつなぎをベースに新たなデザインを提案した。

この節目となる年を記念した独自のつなぎのデザインを依頼されたヘンリーは、自身が子供のころに同ゲームをプレイした思い出をもとに、ゲーム内でパワーアップ効果のあるキノコを全体的にあしらったつなぎをデザインしている。

「マリオと、子供の頃にマリオをずっとプレイしていた僕の個人的な記憶がインスピレーションになっているんだ！ クッパを倒すことと、新しい裏技や裏面を探すのに夢中だったよ。できるだけキノコを獲得するために何年も過ごしたから、僕のつなぎをキノコだらけにしたんだ」

ヘンリーのほかにも、ジャイルズ・ディーコン、マルケス・アルメイダら10人のデザイナーが各自のつなぎデザインを手掛けている。すべての新デザインのつなぎはオークションサイトに出品される予定で、その全収益は重病の子供たちの人生に1度の願いを叶える「スターライト・チルドレンズ・ファウンデーション」に寄付されるそうだ。

この一度限りのコラボレーション企画は、「スーパーマリオ」シリーズ最新作、Wii U専用ソフト「スーパーマリオメーカー」の発売記念も兼ねている。30周年の節目を記念してすでに発売されているこの新作ゲームは、従来のマリオとは異なり、自分自身で面を作成でき、友人、家族、世界中にいる他のWii Uユーザーと共に自身の作ったステージを共有できるという画期的な内容だ。