ヴァンサン・カッセルが、「ボーン」シリーズ最新作で悪役を演じることが分かった。
「ブラック・スワン」「憎しみ」などに出演してきたヴァンサンが、マット・デイモンが再びジェイソン・ボーンとして戻ってくる期待高まる最新作に登場すると、バラエティ誌が報じている。
そんなマットは先日、同作品に再出演する前まで「気長に世界が変わるのを待っていた」と、あるインタビューでコメントしており、その大きな変化は2013年にアメリカ国家安全保障局の元職員エドワード・スノーデンが国家の秘密情報を暴露したことだったと話している。
「たくさんの情報は話せないけど、『ボーン』は緊縮財政が敷かれるヨーロッパ、そしてスノーデンによって変わった後の世界を駆け抜けることになるよ」
さらにマットは「色んなことが十分変わったように思わない? スパイや人権や民主主義についてたくさんの討論が行われているんだ」と続け、スノーデンの情報暴露の決断が人々に人権について話し合うきっかけを与え、最新作「ボーン」の完璧な背景を作り出してくれたと語っている。