押切もえが二科展に初出展・初入選「うれしかった、ホッとしました」。

2015/09/02 18:50 Written by Narinari.com編集部

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モデル・押切もえ(35歳)が、「第100回二科展」(9月2日〜14日)にモデルとして初めて作品を出展、初入選を果たし、9月2日、国立新美術館で報告会見を行った。

押切が絵を始めたきっかけは小学生のころ。26歳ごろに水彩画を描いたことで絵画熱のスイッチが入ったという。今回出展した作品は、今年4月ごろから4か月かけて描き上げた絵画「咲くヨウニ1」。入選がわかったときには「入ったか、というストレートな気持ち。うれしかった、ホッとしました」と安堵したそうだ。

作品のテーマは、好きな花「薔薇」を描いている。「綺麗に描くとそのままになってしまうので、あえて濁った色を使ったり、木の幹や大地とミックスさせて描きました。うしろの背景は日比谷公園で夏に見た木の幹を描いてます。一見なんだろうと思わせた方がいいのかなとあまり具体的に描かないようにしました」と説明。

「仕事が忙しい時も、絵にぶつけてリフレッシュできる。夢中でやっていて、時間忘れて没頭する事で、色々なモヤモヤも晴れた」と振り返った。

芸能界では片岡鶴太郎の絵に影響を受けたといい、「力強いタッチの、日常を切り取るような、でもそれがドラマになるような絵がすてきだなと思う。お寿司屋さんに飾ってあった絵で心がなごんだ、こんな風に描けたらなと思ったことがありました」と語った。

自身のプライベートについて聞かれると、「作品のタイトルが『咲くヨウニ1』なんですけど、プライベートも咲けるように頑張りたいなって思います」と笑顔でかわす一幕も。また、東京五輪のエンブレム騒動を受けて、挑戦する気持ちを聞かれると戸惑いながら「私にはLINEスタンプが精いっぱいで……」とコメントした。

二科展は、二科会が毎年秋に開催する美術展で、今年100周年を迎える歴史ある公募展。作品は絵画・彫刻・デザイン・写真の4部門があり、絵画部門の今年の応募総数は3,043点。過去には歌手の工藤静香をはじめ、俳優・石坂浩二や歌手・八代亜紀、女優・五月みどりなども入選を果たし、今年はアイドルグループ・乃木坂46の若月佑美が4年連続入選したことも話題を呼んでいる。

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