暑い夏は洋の東西を問わずスイカを食べる人たちが多いようだが、先日、米ソーシャルサイト・imgurに投稿された“17世紀に描かれたスイカの絵”が話題となった。

ジョバンニ・スタンキによる果物の数々。その中に、現在よく目にするモノとはかなり趣を異にするスイカの断面図が描かれていた。「ゴッホの星月夜のような」という感想も寄せられた、白い身に赤の渦巻がいくつかあるというこのスイカ。米国の園芸学者は、こうしたスイカでも十分に甘く美味しかっただろうと推測している。

また、imgurではすぐに「現代でもこういうスイカはある」と、画像が投稿され、そこには確かに17世紀に描かれたスイカのような断面が撮されている。これは栽培中の水分過多が原因でスイカの中の維管束が広がり、このような状態となったものだという。

ネットでは「ONE PIECEの悪魔の実に見える」「より美味しく食べようとしてきた人間のすごさがわかるね」「遺伝子組み換えのことを少し考えてしまったよ」「絵を描くなら昔の方がいいな」といった感想が寄せられており、多くの人が楽しんだようだ。