乳がん再発も笑顔でモヒカン、笑い忘れず前向きに生きる女性に共感の声。

2015/08/01 11:28 Written by Narinari.com編集部

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乳がんの再発という辛い時にも、笑いを忘れずに、前向きに生きるある女性の行動が、多くの人の共感を得ています。

米サウスカロライナ州にお住いのジャン・シェパード・ケーレアー(62歳)さんは、40代の終わりに乳がんの宣告を受けました。しかしその後、抗がん剤などの治療の効果で、2000年にはがんは鎮静状態に。

ところが、ジャンさんは今年に入って再発の診断を受けてしまいます。そして再び抗がん剤の治療を始めることになったのですが、その治療の開始直前に彼女は娘さんに電話をして、あるお願いをしたのです。薬の影響で髪が抜けてしまう前にイメージチェンジしたい、だから手伝ってくれないか、と。

そんなジャンさんが選んだスタイルは、なんとピンクのモヒカンヘア。娘さんいわく「お母さんは、もとからファンキーな性格」ということで、翌日、ジャンさんの家にやってきた娘さんは、すでにピンクに髪を染めてバリカンを片手に待っていた母親を見ても、あまり驚かなかったそうです。

娘さんはヘアカットの経験はまるでなかったそうですが、完成したモヒカンは、かなり立派なもの。ご年配の女性とはいえ、なかなかお似合いなのが不思議なほどです。ジャンさんの新しいヘアスタイルの写真は娘さんによって米ソーシャルサイトのredditに投稿され、大反響を受けることとなり、メディアでもこぞって紹介されました。redditに寄せられたコメントにも「似合う!」「こういうポジティブなお母さんなら、病気にも絶対勝てるはず」「かっこいいし、強さを感じる。ガンも恐れをなしているに違いないね」といった絶賛の声が続々と寄せられました。

ジャンさんは以前、乳がんと治療の経験を面白おかしく書き綴った本を出版しており、病気には笑いとユーモアで接してきたという女性。今回もピンクのモヒカンで「ガンを蹴り飛ばしてやるわ」という意気込みを見せてくれているようです。

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