“手榴弾ライター”が空港で爆発、検査員の指が吹き飛ぶ惨事に。

2015/07/28 16:32 Written by Narinari.com編集部

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ありとあらゆる物が爆発している中国。そんな現実を揶揄するかのように「爆発しないのは爆弾だけ」という言葉がネットで注目を浴びたりもしているが、このたび爆発したのは、「爆発しない」と思われていたその“爆弾”だ。と言っても“手榴弾”の形をしたライターなのだが……。

中国メディア現代快報などによると、この事故が発生したのは7月25日13時半ごろ、揚州泰州空港(江蘇省楊州市)の保安検査場で起きた。14歳の少年が手榴弾の形をしたライターを保持しているのを係員が発見。言うまでもなくライターは機内持ち込み禁止品であり、没収されることになったのだが、悲劇が起きたのはその直後だった。

女性係員の王さんが没収品を整理しているとき、好奇心からその“手榴弾ライター”を手に取ったところ突如爆発。王さんの親指、人指し指、中指を吹き飛ばす惨事となってしまった。

この事故により、空港は一時騒然。ただ、被害者が空港の係員だったこともあり、特にフライトの遅延などは発生しなかったという。

なお、この“手榴弾ライター”を保持していた少年の身元は明らかになっており、テロなどとの関連性はないとのこと。また、ライターが爆発した原因は現在も調査中だ。

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