「遅刻する」2階から飛び降り、着地に失敗で足と腰の骨折り入院。

2015/07/25 17:42 Written by Narinari.com編集部

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毎日始業前にゆっくりと会社に到着できれば“文句なし”だが、そうは言ってもなかなかうまくいかず、遅刻スレスレになる人もいるだろう。中国のある新入社員は先日、家の電子錠が開かないトラブルに遭遇。「絶対に遅刻するわけにはいかない」と切羽詰まり、2階から飛び降りた結果、骨折して入院するハメになってしまった。

中国メディア広州日報などによると、この悲劇に見舞われたのは、広東省広州市在住の23歳・梁さん。7月20日午前7時ごろ、梁さんはいつものように出勤するため家を出たが、1階の共有玄関の電子錠がなぜか開かない。梁さんが暮らすアパートは前日に電子錠に取り替えたばかりで、あろうことかそれがうまく作動していなかったのだ。

とはいえのんびりはしていられない。梁さんの始業時間は差し迫っていた。会社まではそれなりに距離があり、「もうこれ以上待てない」と切羽詰まった梁さんは2階の窓からダイブを決意。以前、“パルクール”(フランス発祥の運動方法で、走る・跳ぶ・登るなど の移動動作で体を鍛える方法)を学んだ経験が、「いける」との判断に傾かせたようだ。

そして梁さんは意を決して、2階の窓からジャンプ。予定では“パルクール”のように地面に着地と同時に身体を回転させ、衝撃を分散させて和らげるつもりだった。しかしそう目論み通りにはいかず、それどころか左足を骨折し、立ち上がれなくなってしまったのだ。

結果、梁さんは隣人の助けを借りて病院に搬送されることになり、左足および腰の骨折で入院。医師からは退院までには1か月要すると言われ、現在も入院中だという。

気になるのは、いったいなぜ梁さんがそこまで“遅刻を恐れたのか”だが、梁さんは現在の会社に入社してまだ一週間の新入社員。その日は会議が開かれる予定になっており、どうしても遅刻するわけにはいかない状況だったそうだ。

なお、梁さんが飛び降りたのは建物2階からだが、梁さんは「普通の2階は3メートル程度の高さですが、このアパートは5メートルの高さがありました」と自身の行為を後悔しているという。

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