壮大なピクサー新作の特報解禁、絶滅しなかった恐竜と人間の出会い。

2015/07/24 11:00 Written by Narinari.com編集部

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もしも、隕石が地球に衝突せず、恐竜が絶滅をまぬがれていたら?――。ディズニー/ピクサー史上最も壮大で斬新な世界観を描く最新作「アーロと少年」の特報が、7月24日、ウェブで解禁された(//www.youtube.com/watch?v=uPgl2Fam3m0)。

歴史上、恐竜は遙か何千万年の昔に絶滅したと言われている。絶滅の原因は諸説あるが、最も有名なのは巨大隕石の衝突によるものだ。しかし「アーロと少年」ではそんな定説を覆し「もしも、隕石が地球に衝突しなかったら?」という大胆な設定。

解禁となった特報の前半では“地球に衝突するはずだった”巨大隕石が、大きな恐竜たちが平和に暮らす地球へ目掛け飛んで来る。……が、その巨大隕石は地球を華麗にスルー、恐竜たちも「頭上の通り過ぎる大きな流れ星を『おっ?』っと何気なく眺めるだけ」という、本作の前提が一目瞭然、解りやすく描れている。

“気がつかないうち”に絶滅をまぬがれた恐竜たちは、大自然の中で繁栄・進化し文明と言葉を持つようになり、言葉をもたない人間たちと共存する地球が描かれる。ある日、大好きな家族とはぐれてしまった臆病で甘えん坊の恐竜アーロは、言葉も通じない見たこともない生き物“人間の子ども(スポット)”と出会う。特報のラストはアーロ(恐竜)が「見て!」とスポット(人間)へホタルの光を見せてあげる美しいシーンとなっており、壮大なスケールの自然と共に繊細な自然を描いた、期待が高まる映像だ。

本作のピーター・ソーン監督は、ピクサー・スタジオでアート、ストーリー、アニメーションといった重要な部署に所属しており、「カールじいさんの空飛ぶ家」と同時上映された短編作品「晴れ ときどき くもり」で監督デビューを果たしたピクサー・スタジオ期待の新星。

しかし、ピーター・ソーン監督はアカデミー賞を受賞した「レミーのおいしいレストラン」では天才料理ネズミ レミーの兄エミール役、そして「モンスターズ・ユニバーシティ」ではマイクとサリーと同じサークルのメンバーで恥ずかしがりやのモンスター スクイシー役として両作品ともに主要なキャラクターの声優を務めるアクターでもある、超万能プレイヤーなのだ。

「アーロと少年」は2016年3月12日、全国ロードショー。

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