新垣結衣×西尾維新で連ドラ、「掟上今日子の備忘録」実写化が決定。

2015/07/15 06:00 Written by Narinari.com編集部

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女優の新垣結衣(27歳)が、今年10月にスタートする連続ドラマ「掟上今日子の備忘録」(日本テレビ系)に主演することがわかった。新垣が日本テレビの連ドラで主演を務めるのは初めて。また、日本テレビのドラマへの出演自体も久々で、単発スペシャルドラマ「らんま1/2」(2011年12月放送)以来4年ぶり、連ドラは「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(2006年7月8日〜9月16日放送)以来9年ぶりとなる。

新垣が演じるのは、掟上今日子(おきてがみきょうこ)――またの名を、忘却探偵。すべてを一日で忘れてしまう彼女は、事件を(ほぼ)即日解決するという役柄だ。

原作は「化物語」「めだかボックス」などアニメ化もされたベストセラー作家・西尾維新の同名作品。映像化が難しいとされる西尾作品の中で、「この作品なら実写化に向いている」ということで、西尾作品としては初の実写化が決定した。本作が出版されたのは2014年10月で、今回は異例のスピードでのドラマ化となる。「忘却探偵」シリーズは3作目が8月に出版される予定だ。

今回の主演について、新垣は「主演というプレッシャーをなるべく忘れてとにかく楽しみたいと思います」とコメント。役が決まり、原作を読んだ感想は「今日子さんをはじめ登場人物のキャラクターがハッキリしていて一般的な推理ものとはひと味違う面白さがあり一気に読み進めました」と語った。

“掟上今日子”という役については「自身でさえも知り得ない今日子さんの過去の謎だったり、雰囲気と思考のギャップだったりが今日子さんの魅力だと思うので、それを出していけるように頑張ります」と全力投球を誓った。

また、原作の西尾は「『掟上今日子の備忘録』のドラマ化、とても嬉しいです! しかも、忘却探偵を新垣結衣さんに演じていただけるとは、夢のようです。この感激を胸に、早速新作の執筆にとりかかりたいと思います!」と喜びのコメントを寄せた。

そして松岡至プロデューサーは次のようにコメントしている。

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「面白いドラマを作る!」という夢を抱いて日本テレビに入社したものの、配属されたのはバラエティーの現場。そこからは「面白いバラエティー番組を作る!」ことを目標に、「世界の果てまでイッテQ!」など沢山の番組を立ち上げてきましたが、18年目にして遂にドラマへ初異動…ずっと抱き続けてきた長年の夢が叶いました。

今までバラエティーで常に意識していたのは、「バカバカしくて面白いのに、なぜか見てると感動してしまう」とか「シリアスなシーンのはずなのになぜか笑ってしまう」というような、一つのVTRが見る人によって色んな見え方・楽しみが出来る番組作り。

このドラマも、ハラハラドキドキのミステリードラマというだけではなく、記憶をなくす中での切ない恋愛であったり、登場人物たちの真面目な会話で大笑いしてしまうコメディー要素であったり、色んな面白さを感じてもらえるドラマにしたいと思っています。

新垣さんは、「掟上今日子を実写化するならこの人しかいない!」という女優さんです。天使のような笑顔から、推理においての天才ぶり、時に見せる切ない表情などこのドラマで色んな魅力的な「新垣結衣=掟上今日子」をお届けしますので、ご期待ください!

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なお、脚本は映画「図書館戦争」「俺物語」「アイアムアヒーロー」、ドラマ「空飛ぶ広報室」(TBS系)、「ラッキーセブン」(フジテレビ系)の野木亜紀子、演出は「14歳の母」「マイ☆ボスマイ☆ヒーロー」「ごくせん」などの佐藤東弥が担当する。

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