社長が披露宴に参加せず激昂、社内の物品を破壊して憂さ晴らし。

2015/07/10 16:35 Written by Narinari.com編集部

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一世一代の晴れ舞台である結婚披露宴。多くの家族や友人に参加してもらい、盛大に祝ってもらいたいと願う人も多いことだろう。中国ではこのたび、そんな披露宴に会社の社長が参加してくれず、不満を覚えた新郎が会社で破壊行為をしたという出来事が報じられた。

中国メディア信息時報などによると、この“事件”が起きたのは2013年のこと。同年11月24日、広東省東莞市で暮らす45歳(現在)の楊某が結婚披露宴を催したが、会社の社長がお祝いに訪れてくれなかったことに不満が爆発。同日23時半ごろ、自身が勤める常平鎮某村にある服飾系会社のオフィスに侵入し、パソコンやディスプレイなどを次々と破壊した。その損害額は15,000元(約30万円)以上にも及んだという。

それから2か月ほどが過ぎた2014年1月22日、楊は罪を償おうと自ら警察に赴き自首。会社に損害賠償を支払うことも受け入れた。

裁判では、初犯かつ自首したこと、また、損害賠償を支払い、会社の理解も得られていることなどが考慮され、楊には懲役7か月、執行猶予1年の減刑判決が下されたそうだが、面子を重んじる中国ならではの“事件”と言えるかもしれない。

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