竹野内豊が吹替声優に初挑戦、「星の王子さま」の新キャスト発表。

2015/07/01 06:32 Written by Narinari.com編集部

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11月21日より公開の映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」の日本語版キャストとして、キツネ役に伊勢谷友介、バラ役に本格声優初挑戦となる滝川クリステル、ヘビ役に本作が声優初挑戦の竹野内豊が決定した。

すでに発表されていた鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、ビビる大木に続いて起用が明らかになった3人。星の王子さまに“友情”を教え、物語のテーマの一つでもある「大切なものは、目には見えない」という印象的なセリフを話すキツネ役に抜擢された伊勢谷は、「鉄コン筋クリート」(2006年)以来9年ぶりの声優挑戦となる。

今回の起用について、配給側は「星の王子さまにとって、地球に来て最初にできた友だちでありアドバイザーでもあるキツネを演じるのに必要な、独特の“親しみやすさ”や“説得力ある言葉”を伊勢谷さんなら演じていただけると思いました」とその配役の理由を説明。

伊勢谷は「本だけ読むよりも『星の王子さま』という物語が理解できるようになると思います。とにかく主人公の女の子がかわいくて、空に星がきらめいているのも、サン=テグジュペリの絵にあったはずなんですけど、改めてアニメーションで観るとまたロマンチックで新鮮でした。『星の王子さま』をまだ読んだことがないお子さん、過去に読んだけどどんなテーマだったか忘れてしまった大人の方、全世代の方に観ていただきたいです。本当に好きな作品です!」と本作に心酔し、今回の手ごたえを語っている。

また、星の王子さまに“愛”を教えるバラ役には、「フランス出身で『星の王子さま』への理解も深く、うっとりとする艶のある声が物語のヒロインでもあるバラにぴったり。真っ先に思い浮かびました」と、配給側から滝川にオファー。滝川はこの話を受けて「このお話を頂いたとき『やっとお話が来た!』と思いました!幼い頃からずっと一緒にいる大切な本が原作なので、とても嬉しかったです。バラ役は物語の大事な役どころでもあるので、プレッシャーも感じましたが、すぐにお返事をさせていただきました。本格的な演技はしたことがないので最初は戸惑いましたが、今回はあえて自分を投影させて声を吹き込みました」と喜びにあふれるコメントを寄せた。

そして、砂漠で星の王子さまに怪しげに語りかけるヘビ役には、「ベニチオ・デル・トロが演じた英語オリジナル版と同じく安定感のある声を持ち、かつ経験豊かな俳優に演じていただきたいという願いから、オファーさせていただきました」との配給側の希望で竹野内に決定。

今回の話が来たことに対して「『星の王子さま』はとても奥深く、世代を超えて楽しめる作品です。これだけの名作の映画化というプロジェクトに参加させていただけるなんてとても嬉しかったです。初めての声優でしたが、スクリーンに合わせて声を出すことが難しく、初めての雰囲気に慣れるだけでも時間がかかりました」と初声優の感想を語った。

また作品に関して、「監督が頭じゃなくて心で映像を作られている方なんだなという印象を受けました。どの世代の方も劇場の大きなスクリーンでこの映画を観られる貴重な機会を是非お楽しみください!」とこれから観る人に向けて、メッセージを贈った。

映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」は11月21日、2D/3D全国ロードショー。

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