身を挺し飼い主救ったわんこ、バスにはねられ重傷もずっと寄り添う。

2015/06/16 06:58 Written by Narinari.com編集部

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文字通り、自分の身を挺して飼い主の危機を救ったわんこの英雄的な行動が話題を呼んでいる。

米紙USAトゥデイや米放送局CBSなどによると、ゴールデン・レトリバーの盲導犬フィーゴは、先日、飼い主であるストーンさんと道路を横断しようとしていた時に、スクールバスが近づいてくることに気がついた。

近くのコンビニで働いていた目撃者の談では、車の反対側を歩いていたわんこはすぐさま位置を入れ替え、バスに身を投げ出すような格好になってストーンさんを救おうとしたという。

2人ともバスによってはね飛ばされ、ストーンさんは肘や肋骨、足首の骨折。わんこの右前脚もひどく傷ついた。しかし、わんこは重傷にもかかわらず吠えたりすることなく、ストーンさんの近くへと寄り添い離れようとしなかったそうだ。

駆けつけた警官や消防士もその思いの強さに心打たれ「仕事でこうした事故を経験しているが、彼らの行動は本当に不思議だ。意識的なものなのか、無意識的なものなのか、いずれにせよ本当に英雄的な行動です」と賛辞を贈る。

ストーンさんにとっては3代目の盲導犬であるフィーゴ。「あの子に感謝しています。あの子がいてくれて、そして一緒に助かったことは本当にありがたい」と病院でインタビューに答えた。

お手柄の英雄はケガの治療を済ませ、現在は獣医さんの家で面倒を見てもらっているが、ストーンさんとフィーゴ、双方の回復に役立つようにとビデオチャットを用意していると伝えられている。

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