斎藤工や山田孝之らが松本隆の詞朗読、俳優やミュージシャンが17組参加。

2015/05/22 07:42 Written by Narinari.com編集部

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2015年に作詞活動45周年を迎える作詞家・松本隆。時を経ても色褪せることのない松本の言葉の世界に、2015年を代表するクリエイターたちが一同に集った豪華トリビュートアルバム「風街であひませう」(かぜまちであいましょう)が完成した。

先日発表された全11組の音楽トリビュートに加え、今回発表されたのは、完全生産限定盤のボーナスディスクに収録される松本の歌詞の朗読集。2015年を代表する「声」を持つ俳優、シンガーたち全17組が参加した。

音楽の歌詞というものをひとつのアートフォームに昇華させた松本の詞の世界。メロディーから離れて松本の言葉の持つ新しい風景、新しい世界観を見出すこの前代未聞のプロジェクトのディレクターを務めるのは、最新作映画「海街diary」の公開を控える映画監督の是枝裕和だ。スタジオ録音に加え、詩の世界のイメージに合う場所に飛び出して録音された屋外録音も交えた、映像監督ならではのドキュメンタリータッチのユニークな作品となっている。

参加アーティストは有村架純、井浦新、太田裕美、加瀬亮、小泉今日子、夏帆、斎藤工、斉藤由貴、中川翔子、永山絢斗、東出昌大、広瀬すず、宮崎あおい、薬師丸ひろ子、山田孝之、リリー・フランキー(50音順)。そして松本本人によるはっぴいえんどの代表作「風をあつめて」の朗読も収録される。

また、CDには収まりきらなかった約100分以上にも及ぶディレクターズカット版を購入者限定に公開(完全生産限定盤にのみ試聴シリアルコードが封入。試聴期限8月31日まで)。朗読に挑むそれぞれの解釈や姿勢、松本の詞について思うことなど、監督と参加アーティストたちの会話を中心とした、ドキュメンタリーのような、ラジオドラマのような、CDに収録された朗読をさらに楽しめる内容になるという。

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