テラフォーマーズに伊藤英明、三池崇史監督の実写映画で主演決定。

2015/05/01 05:00 Written by Narinari.com編集部

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俳優の伊藤英明(39歳)が、三池崇史監督により実写映画化される「テラフォーマーズ」の主演を務めることがわかった。

「テラフォーマーズ」は、2011年に「週刊ヤングジャンプ」の増刊漫画誌「ミラクルジャンプ」(集英社)で連載を開始。連載直後から、独特の設定と世界観で読者に衝撃を与え、人気に火が付き、2012年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)に籍を移し連載が続いている。「このマンガがすごい!2013」オトコ編で1位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」で2位を獲得し、現在12巻まで出版されている単行本は、累計発行部数1,100万部を突破している人気作だ。

三池監督と伊藤のタッグは「スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ」(2007年)、「悪の教典」(2012年)の主演作のほか、昨年公開された「喰女 クイメ」(2014年)にも出演し、今や三池組常連とも言える。

伊藤は三池組への出演について「最初は『火星に行く』という設定があまりにも壮大すぎて一度は断ろうと思ったのですが、監督が三池さんだったことと、原作がとても面白かったこともありこれはぜひやりたいと思いお受けしました」とコメント。そして「三池組は朝から夜まで寝ずに撮影し、妥協しないので、それがまた始まると思うと…正直嫌ですが(笑)、本当に楽しみです」と胸の内を語った。

今回は、日本映画でも珍しい“SFアクション”に挑む三池監督も「逆光にこそ、伊藤英明は光る」と大きな期待を寄せる。

実写映画化にあたっては、2年ほど前から準備を始めてようやく実現に至った。舞台は絶望的人口爆発を迎えた約500年後の地球で、人類の未来をかけた「火星移住計画」が始まろうとしていた。選ばれし勇者たちと史上最強最悪の敵との戦いを描く本作。戦いの舞台となる火星は、昨今ハリウッド映画のロケ地として注目を集めるアイスランドが選ばれた。リドリー・スコット監督の「プロメテウス」(2012年) トム・クルーズ主演の「オブリビオン」(2013年)、クリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」(2014年)など、ハリウッドの巨匠たちが選んできた土地に日本映画史上初めて足を踏み入れる。

また、海外でも活躍目覚ましい三池監督作品とあり、主演の伊藤も「これまで三池さんにはベネチア、ローマと世界に連れていってもらっているので、今回はどこに連れていってくれるのか、そしてこの映画がどこまで世界に通用するか楽しみ」と、いまから世界進出を視野に入れているようだ。

脚本は劇団☆新感線の中島かずきが務め、製作幹事・配給は、大ヒットが記憶に新しい「るろうに剣心」3部作のワーナー・ブラザース映画が担当する。公開は2016年、撮影開始時期は5月中旬。作品のストーリー設定やキャスト情報などは今後順次発表していく。


☆伊藤英明 コメント

まず最初は、「火星に行く」という設定があまりにも壮大すぎて一度は断ろうと思ったのですが、監督が三池さんだったことと、原作がとても面白かったこともありこれはぜひやりたいと思いお受けしました。今はできることを最大限にやるべきと覚悟してクランクインの準備をしています。監督といつもの三池組の大の大人たちと真剣に遊べるのが、今から楽しみです!どこまで体力が持つか、自分との戦いになりますが、とにかく全力で挑みます。

三池組は朝から夜まで寝ずに撮影し、妥協しないので、それがまた始まると思うと…正直嫌ですが(笑)、本当に楽しみです。とにかく撮影中は健康維持!食べ物に気をつけてちゃんと休める時は休んで、ジムに行って体力作りして何とか若返ってみせます(笑)。

衣装合わせや色々な打ち合わせをして、ちょっとずつ形になっていくプロセスが楽しいです。これだけの予算と時間をかけて豪華なキャストで作る映画は滅多にないので、期待と緊張で胸が高まります。原作ファンの多い作品なので、皆様にどういった感想を持たれるかも気になります。映画の仕事は最後に必ず舞台挨拶があるので、どういう顔で見てもらえるのかそれも想像しながら頑張ります。とにかく今は、「お祭り」が始まるような気持ちでいっぱいです!

三池さんには、「スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ」(07)でベネチア国際映画祭、「悪の教典」(12)でローマ国際映画祭と世界の舞台に連れていってもらっているので、今回はどこに連れていってくれるのか、そして、この映画がどこまで世界に通用するのか楽しみです!ぜひご期待ください。


☆三池崇史監督 コメント

逆境にこそ伊藤英明は光る。だから、史上「最凶の火星」に送り込もうと思っている。故に、この作品は世界で最高に輝く映画になる。


☆原作者コメント(作・貴家悠)

映画化…? できるのか…!? というのが、お話を頂いたときの最初の印象でした。昨今の日本映画界の筋肉不足に僕は一抹の不安を覚えずにはいられなかったのです…。しかしそれは杞憂に終わりました。筋肉は、ありました。熱き魂は、ありました。三池崇史監督、主演の伊藤英明さん、そして製作陣と、昆(むれ)が集まってゆくにつれ、僕の不安はそのまま期待へと変わっていったのです。
間違いなく今世紀日本最高峰の筋肉映画となるでしょう…!!映画化………やれます!!

☆原作者コメント(画・橘賢一)

これほど人類を救うのが似合う男が他にいるでしょうか。屈強な肉体。優しくて力強いその眼差しはまさに小町小吉!
スクリーンの中で暴れまわる日本原産オオスズメバチを今から楽しみにしています!!

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