女性宅侵入し“添い寝”楽しむ、「彼女の寝息を聞きたかった」と釈明。

2015/04/26 13:44 Written by Narinari.com編集部

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何としてでも、好きな女性のそばにいたい――そう願う人は多いかもしれない。そんな思いを募らせて身勝手な行動をとり、一線を越えてしまうとストーカーになってしまうわけだが、このたび中国で捕まったある男は、好きな女性の家に侵入し、添い寝を楽しんでいた。男は警察から問い質され、「彼女の寝息を聞きたかっただけ」と釈明したという。

中国メディア銭江晩報などによると、この事件が発生したのは4月15日、浙江省衢州市の江山市でのこと。同地で青果店を営む25歳の劉は、それから遡ること1週間ほど前、キャバクラで働く24歳の美人(恵さん)と知り合い夢中になってしまった。以来、劉は仕事が終わると彼女の働くお店に通い、事件当日までに5〜6,000元(※1,000元は約19,200円)のお金を費やしていたという。

そして4月14日の晩。その日も劉は友人を呼び、一緒に彼女がいるキャバクラへ。するとその日は恵さんは体調が悪かったらしく、しばらくしてから「家に帰って休みたい」と言い出したそうだ。

これを聞いた劉は彼女を自宅まで送ることを申し出て、きちんと送り届けたが、恵さんの部屋に着くと劉はさりげなく「家のカギをくれないか?」と彼女にアピール。しかし、あっけなく断られ、すぐに部屋から追い出されてしまった。

普通であればここで諦めるはずだが、劉は違った。お酒を飲んで大胆になっていたからかもしれない。いったん彼女の家から離れた劉は、15日午前2時半ごろ再び彼女の家を訪問し、「ドアを開けてくれ」と懇願。反応がないと、電話をして彼女を起こそうとしたが、あいにく自身の携帯は電池が切れており、続いて部屋の窓側に回り、窓ガラスを叩いて恵さんを起こそうとした。しかし、恵さんからの反応はいっさいなかったという。

劉が信じられない行動を起こしたのはその後。マンションの壁にカギ屋の広告を見た劉は警備員に「酒を飲み過ぎて遅くなり、妻にカギを閉められてしまった」とウソをつき、警備室の電話を借りてカギ屋を呼ぶ。カギ屋がやって来ると再び同様のウソをついてドアを開けさせ、まんまと恵さんの家に侵入することに成功したのだ。

そして劉は恵さんが眠っている寝室に入ると、ベッド脇に敷かれている絨毯に横になり“添い寝”を開始。そのまま眠りについた。

しばらくして物音で目が覚めた恵さんはびっくり。すぐに劉を叩き起こして理由を問い質したが、劉の話を聞いたところで納得がいくはずもない。恵さんは劉を家から追い出した。

恵さんは怒りと気持ち悪さから、朝になると派出所に駆け込み事情を説明。劉は駆けつけた警察によって、自身の青果店にいるところを逮捕されたという。

劉は警察の取り調べに「私は彼女の寝息を聞きたかっただけです。彼女に何かしようというつもりは毛頭ない」などと必死に釈明したが、劉の行為が許されるハズもなく、行政拘留処分が下されたそうだ。

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