「夫の料理まずい」と離婚訴訟、一向に腕が上達しないことに嫌気。

2015/04/21 16:03 Written by Narinari.com編集部

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夫婦の離婚の理由は、本人たちにしかわからない問題が複雑に絡んでおり、ひとことで説明するのは難しいものだが、中には第三者には理解できない理由で離婚してしまうカップルがいる。先日、中国のある女性は夫を相手取り、離婚訴訟を申し立てたが、その理由は「夫が作るご飯がまずいから」だった。

中国メディア広州日報などによると、この離婚訴訟の舞台は広東省梅州市豊順県。同地で暮らす女性・阿竹さん(43歳)は、阿福さんと2003年に結婚し、以来“専業主婦”として過ごしてきたが、このカップルが独特なのは“専業主婦”の阿竹さんが料理を作らないこと。料理は夫の阿福さんの担当で、阿竹さんは気晴らしをしたり、ショッピングをしたりする悠々自適な日々を送ってきたという。

ただ、それが円満に機能していたわけではなく、2人の間では時々衝突が起きていたそうだが、その都度乗り越えては、これまでなんとか持ちこたえてきた。それが先日、ついに我慢が限界に達したのだろうか、阿竹さんが離婚訴訟を申し立てる騒ぎにまで発展してしまったそうだ。

訴状を受け取った夫の阿福さんはビックリ。義父に、どうして妻が離婚を決意したのか、その理由を詳しく聞いてくれるよう願い出た。そして義父が阿竹さんに理由を問いただしたところ、信じられない理由が返ってきたという。

それは阿福さんの作る料理が「まずい」というもので、結婚して長い時間が過ぎているのに、まったく料理の腕が上達していないことに嫌気が差しているとのこと。挙げ句にそんな阿福さんの対応は「虐待(と同じ)」とまで断言し、「きっと自分のことが好きではないからだ」と不満も述べたそうだ。

不幸中の幸いは、義父がまともな判断をできる人だった点。そんな馬鹿げた理由で離婚するなんておかしいと思い、阿竹さんを連れて裁判所に行き、最終的に裁判は中止になったという。


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