マライア・キャリーが究極BEST、米ソニー・ミュージックに復帰。

2015/04/14 11:37 Written by Narinari.com編集部

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マライア・キャリーが4月14日、米ソニー・ミュージックエンターテインメント系列のエピック・レコードと契約し、ニューアルバム「#1 To Infinity」を5月18日にリリースすることが発表された。

「再びマライアと仕事ができることにわくわくしている」――。2005年にIsland/Def Jam Music Groupのトップとしてマライアの復活に貢献し、現在はエピック・レコードのCEOを務めるL.A.リードは、「シンガーとしても、ソングライターとしても、彼女のような存在は他にいない。彼女が生み出した音楽は我々の文化にハッキリと刻まれ、ヒット・チャートの記録を次々と塗り替えている。世界中の熱狂的なファンたちと共に、私はマライアがこれからもう一度大きな記録を成し遂げることを確信している」と語る。

マライア・キャリーの歴史は全米No.1ヒットの歴史だ。1990年デビュー曲「Vision of Love」の4週1位を皮切りに、1995年から1996年にかけて16週にわたり1位(ビルボード・チャート史上最長のNo.1記録)に君臨した「One Sweet Day」や、2005年に14週1位を獲得し完全復活を遂げた「We Belong Together」など、常に歴史的なNo.1ヒット共に歩んできた。

日本国内だけで360万枚という“洋楽史上最多セールス”を記録した1998年のベスト・アルバム「#1's」(邦題:The Ones)は、それまでの全米No.1ヒット12曲を中心に収録していたが、今回発売される「#1 To Infinity」はそれを上回る18曲のNo.1ヒットを収録。このようにNo.1ヒットで固めた作品は、全米・全英チャートで1位を獲得した曲だけで構成したザ・ビートルズの「THE BEATLES 1」(2000年)、エルヴィス・プレスリーの「ELV1S〜30ナンバー・ワン・ヒッツ」(2002年)、シュープリームス時代のNo.1ヒットも含めたダイアナ・ロスしか例がなく、1990年代以降に登場したアーティストという点では快挙といえる。

また、本作にはマライア自身が書き下ろした新曲「Infinity」も収録され、新たな伝説の幕開けを飾るにふさわしい作品となりそうだ。

マライア・キャリーは今回のリリースに合わせ、5月6日からラスベガスで「#1's」と題された長期公演をスタートさせる。そのタイトル通り、18曲のNo.1ヒットを中心に、ファンから人気の高い曲やこれまでにパフォーマンスしていなかった曲で構成された豪華なショーになる模様。こちらも大きな話題を呼びそうだ。

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