阪神に20年ぶり新型普通車両、2015年の夏以降に営業運転を開始へ。

2015/03/30 18:36 Written by Narinari.com編集部

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阪神電鉄は3月30日、新型普通用車両5700系を新造し、今年の夏以降に営業運転を開始すると発表した。同社の普通用車両の新型は20年ぶりとなる。

5700系は、人へのやさしさ(安全・快適な車内空間の提供、バリアフリーの充実)、地球へのやさしさ(環境への配慮)を追求し、利用者へのサービス設備の刷新と新技術を積極的に採用。

例えば客室照明、前照灯、尾灯・標識灯など全ての照明器具をLED化するほか、マイコン制御方式の冷暖房装置を搭載することにより、人体の体感温度を考慮したきめ細かな制御で快適な車内環境の提供ができる。また、イラストや大きな文字も表示できる32インチハーフサイズの液晶式の車内案内表示器を出入口上部に設置したり、従来の「高」「低」に加え、さらに低い吊手を設置するといったことも。

外観はステンレス車体に、普通用車両の伝統を引き継いだブルーを配色。各出入口部には、各駅に停車する普通車のやさしさを表現した円形グラフィックをデザインした。

また、車内は豊かな摂津灘の海をイメージして、床、座席にきらめく水模様をアレンジ。吊手、出入口部の取手にも、海を連想させるブルーを配色している。

まず、2015年夏頃に4両1編成を導入。その後、順次新造していく予定だという。

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