デイテル・ジャパンは3月6日、ゲームソフトの改造ツール「プロアクションリプレイ」の生産終了を発表した。理由は英国法人Datel本社の日本撤退に伴い、デイテル・ジャパンが3月31日をもって営業終了するためとしている。

発表によると、生産終了となるのは「プロアクセーブ」および各ゲーム機用「プロアクションリプレイ」シリーズ。生産終了に伴い、公式コードの更新など、一部サービスも併せて終了となる。
「プロアクションリプレイ」は、ゲームの「所持金をMAXに」「レベルを最大に」「キャラクターをコンプリート」「アイテムをコンプリート」といった改造ができるツール。同社の公式ホームページでは“コード”と呼ばれる情報が随時更新され、新しいゲームにも順次対応していた。
ハードメーカー非公認機器であり、メーカーの推奨しない形でプレイすることになる改造ツールの是非を巡ってはさまざまな議論がある。ただ、「簡単にゲームをクリアしたい」「時間がないのでスピーディに遊びたい」などの一部のユーザーには支持され、「プロアクションリプレイ」はその筋では古参の製品として、ゲームショップや量販店などでも販売されていた。