35周年子供ばんどが新アルバム、うじきつよしが“ロック”なメッセージ。

2015/03/05 18:00 Written by Narinari.com編集部

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1980年にデビュー後、日本のロックシーンを駆け抜け、結成15年、メジャーデビュー8年にして到達した通算2,000回目のライブで「全てやり切った」と、ほぼ力尽きて活動休止した子供ばんど。そして2011年冬に突如活動再開、2013年には25年ぶりのアルバムを発売したことでも話題を呼んだが、そんな子供ばんどが2015年“こどもの日”の5月5日にアルバム「ロックにはまだやれることがあるんじゃないのか」を発売することが決定した。

ユニコーンの奥田民生や、JUN SKY WALKER(S)の森純太など、彼らに影響を受け、ファンを公言するバンドマンが多く存在するほど、長きにわたり支持を集める子供ばんど。デビュー35周年(※本人たちは忘れていた)となる今年、この記念すべき年に、「ありのままの自分たちをさらけ出さずして、なんのロック!」をコンセプトに、「ドンカマ&オートチューン禁止、一発仕上げ(ほぼ)」……のデビュー当時と同じレコーディング・スタイルで制作したのが、今回のアルバム「ロックにはまだやれることがあるんじゃないのか」だ。

Superflyのメンバーとしての活動で知られる多保孝一より、リスペクトを込めプレゼントされた書き下ろしの新曲も収録。また、ジャケットデザインは、子供ばんどの歴代の活動の様子を撮影した写真が、気鋭のアーティスト・小町渉によってコラージュされる作品をもとに、紙ジャケ仕様でパッケージしたものとなる。

そして付録のDVDには、レコーディングシーンや最近のライブシーンなども盛り込んだ、ファンならずとも楽しめる映像集を収録。「一番生々しいロックンロールの現場」を目と耳で楽しめる内容となっている。

メンバーのうじきつよしは、新アルバムの発売にあたり、次のようなコメントを寄せている。

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2015年、この瞬間にアルバムを出す。
昨今の世の中の状況。
老いるともロックのはしくれ、
「炭鉱のカナリア」とまでも言わずも、せめて「ハキダメのカラス」となり、カ〜カ〜ッ!っと。
『ロックにはまだやれることがあるんじゃないのか』 
この『ロック』を、他の何かに置き換えてみたならば?
例えばストレートに 『私』であったり 『あなた』 であったり、 
今の自分たちが岐路に立たされている、社会をとりまく難題であったり。
自分に関わるあらゆることに当てはまるんじゃないだろうかと。
諦めず、まだやれるはずだ。と。

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