6年間にわたり保存されていたマクドナルドのポテトを、食べてしまった男性がいるようだ。
このポテトは、マクドナルドがアイスランドから撤退した2009年10月に販売されたもの。当時、最終営業日には長蛇の列ができ、多くのファンが別れを惜しんだが、そんなファンの一人の男性が「想い出をずっと留めておこう」と購入したものだ。
男性はビニール袋に入れ、しばらく自身で保存をしていたが、数年後にアイスランド国立美術館に寄付。2年ほど展示された後、紆余曲折を経て、現在はレイキャビク・バス・ホテル内のバーに展示されることになり、その様子はウェブを通じて日々生中継されている。
そんなポテトが、最近、食べられたというのだ。同店を訪れた客の1人が、この6年間も経過したポテトをパクッといってしまったという。
もともとの所有者である男性は、この件について次のようなコメントを出している。
「この件について賠償を求めるつもりはありませんね。これを食べた男性はメダルの1つでも与えられるべきですよ。それに食べた後、たくさんの水を飲んだことを願います」