車泥棒コアラを“現行犯”捕獲、白昼堂々とハンドル握り逃走寸前。

2015/02/26 20:40 Written by Narinari.com編集部

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豪ヴィクトリア州に住む少年は先日、家へと帰る際に、家族の車であるレンジローバーに“招かれざる客”がいるのを発見したという。

豪9NEWSなどによると、15歳の少年サムくんが通学用バスから降りた際に、家の車のハンドルを今にも切りそうな“何か”がいるのを発見した。それはなんとコアラ。サムくんもそれまでもコアラを目撃したことはあっても、このように白昼堂々車を“乗り回している”ような状況は初めてだったという。

10時10分、あるいは8時20分といった自分に合ったステアリングポジションを探りつつ、運転へのイメージ練習に余念がないこのコアラ。車の持ち主であり、サムの父親であるマイケルさんは「もちろんのことですが、コアラは私の車を盗もうとしていましたよ。非常に落ち着いていて、車がスピンしていないかどうか確認したりしましたけれども」と笑いながら語る。

コアラは“現行犯”として捕獲されることになったが、全く動じず。マイケルさん一家はこれ以上自分の車が良からぬことに使われる状況を避けたいという気持ちで、車の扉を開けて立ち退きを懇願。生意気な犯人であるコアラは悪びれもせず車から出て行き、近くの樹木へと身を隠した。

なお、関係者による一説として、さらなる車泥棒を企んでいるようだったとも伝えられている。

こうしたコアラの行動にネット上も反応。「いやはや、これはどう見てもかわいいでしょう」「貴重で心あたたまる報道だ。背景にはコアラの住む森が減ってきているなどあるにしても」「オーストラリアはたくさんかわいい動物がいていいなぁ」といったコアラに好意的なコメントが多く見られる。

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