1Dのジャパンツアーがスタート、初日は京セラドームで4万人が熱狂。

2015/02/25 15:34 Written by Narinari.com編集部

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全世界トータルセールス5,000万枚、日本でも累計170万枚を突破している超人気グループのワン・ダイレクションが2月24日、京セラドーム大阪公演から全6公演20万人動員予定のジャパンツアーをスタートさせた。

2時間近くも前から来場し、お手製の法被や今回の会場で発売されていた新しいツアーTシャツなど、思い思いの姿でワン・ダイレクションとの再会に気分を高めていた熱狂的ファンは、ステージ上に牙城のごとく設置された巨大なLEDスクリーンに公演の始まりを告げる映像が流された時点ですでに興奮状態。実際にメンバーが登場すると、場内は耳鳴りがするほどの巨大な黄色い歓声に包まれた。

すっかりギターをプレイする姿が様になっているナイル、シンプルなロゴ入りTシャツでも大人の雰囲気を醸し出していたルイ、気さくな雰囲気のネルシャツをさらりと着こなし、お兄さん的好感度が抜群にアップしていたリアム、刈り上げにトップのヘアをきゅっと結いあげた印象的なヘアスタイルが魅力的だったゼイン、そして大きな赤い薔薇の刺繍がほどこされた黒のシースルーのシャツをさらりと着こなしていたハリー。

これまで以上に魅力が増したそれぞれのメンバーには“圧巻”という言葉がふさわしかった。最新アルバムからの「クラウズ」、NTTドコモのCM曲でもお馴染みの「スティール・マイ・ガール」でスタートから観客のテンションを一気に上げたところで、日本語の達者なナイルとハリーらが次々と「オオサカ、ダイスキ!」「オオキニ―!」「ガンバリマース」のキラ―・ワードを連発、場内のテンションは早くもマックスに。

一方ゼインは「僕はいずれにしても言ってることがよく解らないってよく言われるから別にいいんだけど、シンプルに言うね、こんな素晴らしい場に立たせてくれてありがとう。みんなのサポートのおかげだよ。本当にありがとう」と照れながらも心からの感謝の気持ちをファンにも伝え、「日本語を習わなきゃ!」と花道の近くにいたファンに駆け寄り耳を寄せて日本語を教えてもらったリアムは、「オオサカダイスキ!」「テヲタタイテ(手を叩いて)!」と嬉しそうにファンに呼びかけるなど、それぞれがそれぞれのスタイルで一生懸命に日本のファンへの感謝の気持ちを伝えていた。

パフォーマンス曲は主に最新作「フォー」と前作の「ミッドナイト・メモリーズ」収録曲を中心に構成されていたが、メンバー本人がライブで歌うことを意識してつくったように、どの曲もスタジアム映えのする曲ばかり。壮大な光と映像による演出の中、メインステージと花道でつながれたセンターステージを縦横無尽に駆け回り、時には座って話しかけるように歌い、スタンドの最上部まで手を振り、ピースや投げキッスを送り続けた5人。終始観客を惹きつけ、大合唱と熱狂の連続となった。

「この4年間本当にありがとう、こんな大きな会場を満杯にしてくれて本当に感謝しているよ。明日またここに来れるのがとても楽しみだし、そしてまたこの国でみんなに会えるのを楽しみにしているよ。みんな気を付けて家に帰ってね」と、まるで友達に語りかけるような愛情に満ちたナイルの言葉を最後に、約1時間45分の至福の時間はあっという間に終了した。

ワン・ダイレクションのジャパン・ツアーは、25日(水)も京セラドーム大阪、27日(金)から3月2日(月)まではさいたまスーパーアリーナで4公演が行われる。

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