元タレントの田代まさし（58歳）が2月20日、自身のTwitterとブログを約4年半ぶりに更新。昨年7月に3年半の懲役を終え、府中刑務所（東京都）から出所したことを報告した。

20日付けのエントリー「ご無沙汰しております」では、まず、「みなさんご無沙汰しております。田代まさしです！」の第一声から始まり、「この度の事件では大変ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。2014年7月2日に、3年半の懲役を終えて府中刑務所から出てきましたが、これで終わりだとは思っていません」と報告。

出所後、現在までの約半年間は「まずは自分の薬物依存症を回復することが、みなさんへ反省の証となると考え、薬物依存症のリハビリ施設であるダルクに入り、現在プログラムを受けているところです」と近況を明かし、「僕は今まで、自分の意志や努力で薬物をやめられると考えていたのですが、それは甘い考えでした」と胸中をつづっている。

現在は「ダルクのプログラムを受ける中で、薬物依存症は病気だと知ることができその病気をちゃんと治療することこそが回復に不可欠ということで、日々、リハビリを続けています」とのこと。

そしてエントリーの最後は、「失った信用を取り戻すのは簡単なことではありませんが、ダルクの仲間と一緒に、がんばっている姿を見て頂くことで『一生薬物をやめつづける』という決意を伝えられたらと思っています。また、みなさんの前に姿をあらわす機会もあるかと思いますがよろしくお願い致します！」との決意で結んでいる。

田代は2000年に盗撮のため東京都迷惑防止条例違反で書類送検され、2004年には覚せい剤取締法違反などで逮捕、さらに2010年には再び覚せい剤取締法違反などで逮捕され、服役していた。