「週刊ヤングマガジン」（講談社）に連載され、2013年4月には深夜枠で連続ドラマ化（テレビ東京系）された青春SFコメディ「みんな！エスパーだよ！」。あまりのバカバカしさと深夜らしい適度なエロさが話題を呼び、テレビドラマの権威“ギャラクシー賞”では2013年7月の月間賞、2013年度年間賞奨励賞（ドラマ部門）をW受賞する快挙を成し遂げた。そんな本作が、このたび映画化されることがわかった。

今回の「映画 みんな！エスパーだよ！」は、テレビシリーズに続いて園子温監督がメガホンを執り、染谷将太の主演続投も決定。今年9月、TOHOシネマズ 新宿ほかで全国公開される。

今回の映画化について、園監督は「『映画 みんな！エスパーだよ！』を監督することになりました。テレビシリーズでは、ロケハンから衣装、キャスティングまで総監督的な位置でやらせていただき、できることなら全話撮影したかったのですが、仕事の都合上、たくさんの監督に何話かお任せすることになったのが自分の中では残念でしたので、映画版では全て自分で監督できることを嬉しく思っています。頑張りますので、宜しくお願いいたします」と意気込み。

また、染谷も「『みんな！エスパーだよ！』が、遂に映画化！ということで、果たして一体どっちの方向にスケールアップされるのか、僕自身、今からドキドキしています。きっと皆さんが想像されているよりずっと壮大で、ずっと面白く、ずっとアクションが凄くて、ちょっとだけエッチな超感動作になると思います。『映画 みんな！エスパーだよ！』、どうぞご期待だに！」とコメントを寄せている。

なお、本作の公開を前に、現在休載中の原作が「ヤングマガジン」16号（3月16日発売）より新章スタートとなるほか、春にはテレビ東京にてスピンオフ特番「みんな！エスパーだよ！番外編 〜エスパー、都へ行く〜」の放送も決定。「みんな！エスパーだよ！」プロジェクトは、今後、大きな盛り上がりをみせていくことになりそうだ。

「映画 みんな！エスパーだよ！」は、9月にTOHOシネマズ 新宿ほかで全国ロードショー。


☆「みんな！エスパーだよ！」とは…

愛知県東三河を舞台に、突如として超能力に目覚めた平凡な高校生、鴨川嘉郎（演：染谷将太）と、彼を取り巻くエスパーたちとの戦いと友情をバカバカしく、そして、ちょっとエッチに描きだした作品。