初恋、それは時に甘酸っぱい思い出になる人もいれば、時に黒歴史として記憶から消し去ろうとする人もいる。米国では先日、11歳少女が勇気を振り絞って届けた恋心と、その結果が話題を呼んだ。

米ソーシャルサイト・redditに投稿されたのは、少女らしくシンプルに自分の気持ちを綴った“ラブ・ノート”。

「私のことが好き？ Yes/NO」

そんなド直球の質問だけが記されている。

ひょっとしたら少女の恋の花咲くきっかけとなっていたかもしれないこの質問。それに対して、相手の男の子は想定以上に深い思想家として振る舞った。

少年はまず、「わからない。僕はまず自分のことがまだよくわかってないんだ。しかも僕は家でかなりのストレス下にいる。だからわからない」と2択の質問に答えることなく“わからない”の一点張り。

さらに「追伸：君も自分自身のことなんて、君が18歳になるまではわからないよ」と、少女の恋心に疑念を抱いているかのような、消極的な文章を書き添えている。

こうしたやり取りに対して「18歳まで判断を伸ばすというのは極めて理性的な対応で、褒められこそすれ否定的になることはないのではないか」「18歳になっても自分のことなんてわからない」「経験上彼は一生後悔することになる。そう私のように」「彼女は“そうかも”欄も作っておくべきだったんだ」など、大人たちの恋愛論が飛び交った。