佐々木希「ツンツンしていた」、デビューからの10年間を振り返る。

2015/02/14 07:04 Written by Narinari.com編集部

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モデルで女優の佐々木希(27歳)が、2月13日に放送された「アナザースカイ」(日本テレビ系)に出演。デビュー時に訪れ、芸能界入りを決断した“想い出の地”ハワイで、芸能生活を振り返った。

佐々木は2006年、17歳のときに「週刊ヤングジャンプ」(集英社)の全国美人美女コンテスト「ギャルコングランプリ」で頂点に輝いたことがきっかけで、芸能界入り。所属事務所は「ヤングジャンプ」が間に入る形で、1社30分程度の面接を10数社行った。結果、大手のトップコートを選ぶことになるが、その決め手となったのは、机の上に並べられた所属タレントのコラボ商品がもらえることだったという。

ハワイは10年前、撮影を兼ねて、グランプリのご褒美旅行のような形で訪れた地。番組では当時の撮影で巡った場所を訪れたり、ハワイでのドライブ、コンドミニアムで料理を振る舞う姿なども映されたが、デビュー前に初めて泊まったホテルも訪れた。

17歳の佐々木はそのホテルの部屋のベランダで、芸能界デビューするかどうかを熟考。当時、出身地である秋田から「出たくなかった」との気持ちを抱いていたが、ハワイに来て、ホテルのベランダで風景を眺めているときに「(芸能界も)いいかな、みたいな」心境になったそうだ。「すごく周りが喜んでくれたんですよ。いいかな、っていうこともちょっとした決断だったのかな」と回顧した。

ただ、明確なビジョンを持って芸能界に進んだわけではないため、辛いことも多かったとも。当初は「ヤングジャンプ」の撮影を何年かしていたが、「秋田出身っていうのをナメられたくなくて、ちょっとツンツンしてまして。メークも濃くなっちゃうし、自分を晒したくないというのがすごくあって。ナメられたくなかったんですよね、たぶん。別にナメてないのにね、誰もね」と、10年経った今だからわかる過去の自分を見つめた。

また、デビュー当時の経済的な苦境にも触れ、モデルとして私服紹介をするために「いつも下北沢とか原宿の古着屋とか行って、500円とかそういうのを探して着てましたね」。ほかのモデルが高級ブランドのバッグや洋服を紹介する中で、自分がそうしていることが「恥ずかしかった」そうだ。

時には仕事がイヤになり、マネージャーからの電話を3日間ほど出なかったことも。「仕事ないし、別に(電話)出なくていいや」と、やさぐれていた時期もあったという。

現在は、自ら「全然向いていない」「一番大嫌い」だと考えていた女優業に本腰を入れている。女優の仕事を始めた当初は演技をするのが恥ずかしく、怖かったという。演技への批判もあり、「めちゃくちゃ辛かった」が、納得する部分もあり「悔しいから勉強しようっているエネルギーになった」と前向きに捉えるようになったそうだ。そして、「芝居の世界で生きていこう。生きて行きたい」との思いに至ったと明かした。

なお、番組では恋人との話にも言及。彼氏の前では陽気で尽くすタイプで、ケンカするのも「(私が)ふざけ過ぎてるときとか」とかわいいシチュエーションだという。「お前、うるさいよ」と言われたら、「ゴメ〜ン」と返すと笑顔で語った。

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