じゅんいちダビッドソンがR-1王者に、桂文枝「ものまねの域を出てる」。

2015/02/11 06:24 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


ピン芸の日本一を決める「R-1ぐらんぷり2015」が2月10日、東京・フジテレビで行われ、本田圭佑選手になりきったショートコントでおなじみのじゅんいちダビッドソン(アミーパーク所属)が初の王者に輝いた。

史上最多3,751人がエントリーした今年の「R-1ぐらんぷり2015」。じゅんいちダビッドソンには、優勝賞金500万円のほか、関西テレビ・フジテレビ系で全国ネット冠番組の放送が授与された。

ファイナルステージが終わり、審査でぶっちぎりの票を獲得したその瞬間、両手でのガッツポーズで喜びを爆発させたじゅんいちダビッドソン。「これでミラノへ行けます!」と、早くも本田選手がホームとするイタリア・ミラノへ思いを馳せ、また、トロフィーを授与した桂文枝は、「ものまねの域を出てね、ネタとしてしっかりしてましたね」と賞賛した。

番組の放送直後に行われた記者会見では、両手の親指を立てながら登壇したじゅんいちダビッドソンが「単純にビックリしてますね。驚きと喜びが同時に来てるって感じですね」と心境を語った後は、やはり本田選手の名前が頻出。

「誰に優勝を伝えたいですか?」との質問には、「まず奥さんに。そしてイタリアにいる本物の方に伝えたいです」と答え、「本人から公認されてるんですか?」と訊かれると、「完全非公認です」とキッパリ。大会の煽りVTRでは、優勝賞金を結婚式の費用に充てたいとしていましたが、「ミラノに奥さん連れて行くことで、新婚旅行も出来るんですよね。一石二鳥と思ってます」といった妙案も口にした。

芸歴18年目を迎えるじゅんいちダビッドソンだが、本田選手のものまねを始めてからは2年足らず。そのきっかけは、当時、コールセンターのバイト先で一緒だった風藤松原の風藤康二から、振り向きざまに「本田選手に似てるからものまねやれば」と提案されたことだった。

ほかにも、妻が一般応募して観覧に来ていたことや、空き時間にやまもとまさみと一緒に大江戸温泉物語へ出かけたといった逸話でもわかしたじゅんいちダビッドソン。

今後については「バラエティに進出して、ネタっていうよりは、どんどん芸能界の空いてるスペースに走りこんでいきたい」と意気込み、最後は「今日、ガゼッタ・デロ・スポルトは来てないんですか?」とイタリアのスポーツ紙を挙げ、取材陣から笑いを誘うなど、本当にお笑い界とサッカー界の両方を盛り上げてくれる存在になるかも……と期待させる会見となった。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.