痛恨ミス「さよなら、まつげ」、芸術家の身に起きたある悲劇が話題に。

2015/02/09 18:52 Written by Narinari.com編集部

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芸術の名の下に、人はどれだけの悲劇を生み出してきたのだろうか――。米ソーシャルサイト・redditに先日、「芸術の名の下に私にふりかかってきた犠牲」と題された写真が投稿され、話題を呼んでいる。

光差す部屋の中で、石膏によって作られたであろうマスクを掲げたこの写真。鼻の穴が開いていることからライフマスクとして型を取っていたのであろう。閉じられた目と濃いまつげからは美しい人であることが見て取れる。……まつげ? いったいなぜ、石膏像にまつげが?

エマという名の投稿者は「さよなら、まつげ」と副題をつけているが、どうやら自身の顔を型取りする際に、本来ならワセリンや油分の多いクリームなどを髪の毛やまつげに塗布し、はがす際に抜けないように準備しなければならないところ、そのまま顔に塗りつけるという失態を犯してしまったようだ。

エマはまつげが抜ける前の目も投稿しているが、パッチリとした目を縁取る、長く、本数の多いまつげがすべて石膏に付着してしまったようで、取り外す際の痛みやまつげのなくなってしまった目に当惑しきっているそうだ。

多くの人たちがこの“悲劇”に同情のコメントを寄せており、「かわいそうな、かわいそうなおめめ…」「ひげでなくてよかったかも」「前世で何か良くないことをしてしまったのではないか」など、心配とも励ましともつかない言葉をかけている。

また、エマ本人はまだ自分の顔を写真で取るような心構えはできていないものの、「まつげを書かないと」など気丈に振る舞っているコメントを多く書き込んでいるほか、自身のライフマスクをドナルド・ダックのように雑にコラージュした画像に対し笑いを示しているなど、芸術家に必要なメンタルの強さはすでに兼ね備えているようだ。

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