世界が感嘆“雪玉を作るトラ”、夜な夜な作る姿がカメラに映り判明。

2015/02/03 20:25 Written by Narinari.com編集部

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寒さも一層増してきているこの時期、ウィンタースポーツや雪まつりなど、冬ならではの楽しみはあるもの。ロシアのカリーニングラード動物園でも驚くべき楽しみ方が見られたと地元シベリアン・タイムズ紙などが報じ、話題を呼んでいる。

バルト海に面した都市カリーニングラードにある動物園でお客を楽しませているのは、絶滅の危機に瀕している雌のアムールトラ、ターニャだ。ある日、飼育員がターニャの暮らす敷地内に大きな雪玉があるのを発見した。最初は誰かが雪玉を投げ込んで、それがコロコロと転がり大きくなったのかと考えていたのだが、その後、園内に設置された監視カメラから真相は明らかになった。トラ自身による雪玉作りが、カメラには収録されていたのだ。

動物園の広報によると、トラは最初、夜にこの雪玉作りを始めたとのこと。

「動物学者が最初にその雪玉に気がついたのですが、当然トラのターニャが作ったものとは思っていないので、誰かがいたずらで雪玉を投げ込んだと思っていたのですが、トラが一晩で作ったのでした」

誰にも見られないように、こっそりと夜だけの楽しんでいた雪玉作りだが、最近では日中にもやり始めるようになり、冬に訪れるお客を喜ばせているという。その様子はYouTubeに投稿された動画「Tigress makes snowballs」(//www.youtube.com/watch?v=-r3cgxN8I3A)でも見ることができる。

作り方は押すのではなく、前脚で自分の方に引きこむ方式。慎重に慎重を重ね、体重をかけて雪をしっかりと丸める本格派だ。雪玉の上に雪玉を乗せるような試みも見られるとのことで、ひょっとすると雪だるまもいつかは作ってしまうのかもしれない。

ネットではこうした驚きのワザに感嘆の声が上がっており、「なんという賢い“子ネコ”だろうか!」「どうしてそんなことを始めようと思ったのだろう」「これは、檻から脱出しようとする準備に違いない」「かわいいなぁ、もう」「虎というのは大きな猫なのだ」と楽しんでいるコメントが寄せられている。

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