北野映画でジジイ8人が大暴れ、平均年齢72歳の超ベテラン俳優たちが熱演。

2015/01/27 13:36 Written by Narinari.com編集部

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北野武監督17作目となる新作「龍三と七人の子分たち」(4月25日公開 配給:ワーナー・ブラザース映画/オフィス北野)の最新予告映像(//www.youtube.com/watch?v=6Bu9rw6dPB8)とポスタービジュアルが、1月27日に解禁となった。

本作は、引退した元ヤクザのジジイたちが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題のガキどもと対決する“ジジイ大暴れエンタテインメント”。「アウトレイジ」シリーズとはうって変わって、平均年齢72歳の超ベテラン俳優が演じる個性豊かなジジイたちが大活躍する。

このたび解禁された予告編は、藤竜也演じる龍三がオレオレ詐欺にひっかかるシーンから始まり、西(安田顕)率いる“詐欺集団のガキ”たちの「ジジイに邪魔されまして……」「ジジイが……」という台詞が鳴り響く中、龍三と七人の子分たちのジジイたちが意気揚々と大暴れする様がテンポよく描かれているハイテンションな内容。

また、既にティザーチラシでは紹介されている龍三親分(藤竜也)に始まり、若頭のマサ(近藤正臣)、はばかりのモキチ(中尾彬)、神風のヤス(小野寺昭)、早撃ちのマック(品川徹)、ステッキのイチゾウ(樋浦勉)、五寸釘のヒデ(伊藤幸純)、カミソリのタカ(吉澤健)と各キャラクターの紹介も、動画では初お披露目となっている。ジジイたちがどのように大暴れをするのか、期待が高まる内容だ。

そしてビートたけしも、龍三たちと昔からの顔なじみの刑事・村上役として登場。暴走する龍三たちとの、掛け合いが見られる。

あわせて解禁となった本作の最新ポスタービジュアルは、「ジジイが最高!!」「俺たちに明日なんかいらない!!」とのコピーとともに、本作が北野作品に初出演となる、龍三役の藤竜也をはじめ、こちらも北野組初参加の近藤正臣、「アウトレイジ ビヨンド」に続く出演となる中尾彬ほか、平均年齢72歳の超ベテラン俳優たちが熱演するジジイたちがズラリ。

プルプルと震える手で拳銃を構える、足元がおぼつかない……そんなジジイばかりだが、意地とプライドを強く感じる8人の立つ姿は、予告編同様、大暴れするジジイたちの活躍と、観たら元気が出ると予感させるものとなっている。

映画「龍三と七人の子分たち」は4月25日(土)全国ロードショー。


☆「龍三と七人の子分たち」ストーリー

70歳の高橋龍三は、引退した元ヤクザ。“鬼の龍三”と畏れ慕われた時代はもはや過去のもの。現在は家族にも相手にされず、社会にも居場所がなく、息子の家に肩身の狭い思いで身を寄せながら、「義理も人情もありゃしねぇ」と世知辛い世の中を嘆いている。

ある日、オレオレ詐欺に引っかかったことをきっかけに、元暴走族の京浜連合と因縁めいた関係になった龍三は、「若いヤツらに勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間に招集をかける。集まったのは、プルプルと震える手で拳銃を構えるジジイ、足下がおぼつかないジジイ、未だに特攻隊気分のジジイなど7人。

どうせ先は長くないのだからと盛り上がった龍三たちは勢いで「一龍会」を結成し、京浜連合のやることをことごとく邪魔しまくる。当然、京浜連合のチンピラたちは、調子に乗り始めたジジイたちを疎ましく思うようになる。そして一龍会vs.京浜連合の対立は、龍三や子分の家族を巻き込んだ一大騒動へと発展する……!

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