サンド&SHELLYが幻の食材追う、「これが東北魂」シリーズの第4弾。

2015/01/25 06:19 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


お笑いコンビ・サンドウィッチマンが、震災による壊滅的被害により“幻”となった、ホッキ貝の復活にかけた漁師たちの奮闘を追った番組「これが東北魂だ 川と海と大地の恵み“幻の味”を探せ!」が、1月25日16時より、TBS系9局ネットで放送される。

この番組は、「これが東北魂だ」と題しておくるシリーズ4作目。今回は食材豊富な東北の中でも、“幻”と呼ばれるレアな美味食材に注目する。

宮城県・山元町のホッキ貝は、もともと収穫量が少なく、かつては日本一とも呼ばれたが、震災によって海底に沈んだガレキの影響で、3年半以上経っても漁が再開できないでいる。サンドウィッチマンの2人はホッキ飯で有名な地元のお店を訪ねるも、やはり山元のホッキはまだ使えず、主に北海道産のホッキを使っているという。

街を歩き、魚屋さんでホッキ貝を発見するも、やはり北海道産。震災以降中止しているホッキ漁は再開できるのか。調査船に乗り込み、がれき除去が終わった場所にホッキがいるのかどうか、実際に一部で漁をしてみると……。果たして漁は再開できるのか、そこで感動のドラマが繰り広げられる。

また、“ラフラブ”という東日本大震災支援チャリティイベントを主催しているSHELLYは、絶滅危惧種の天然ニホンウナギの中でも“幻”と言われる、腹が黄金色に輝く「幻の天然大ウナギ」を求めて石巻へ。驚く程の値がつく激レア食材に迫る。

サンドウィッチマンの伊達みきおは「いろんな復興が見える番組だと思うので、是非たくさんの方に見て頂いて、『頑張ってんだな東北は。また行ってみようかな』という風に思っていただけたら僕らは嬉しいですね」、富澤たけしは「ホッキ貝の漁に出られない理由を聞いたら、海底にあるガレキが原因なんだって。いまだにそういう状況だってことを正直知らなくて、衝撃でした。番組を通して今の状況も知ってもらいたい」とコメント。

SHELLYは「辛い映像じゃなく、明るくテレビで伝えるというのも凄く大事かなと思っています。番組を見て『黄金のウナギを食べに被災地に行ってみようか』なんて思って頂ければ嬉しいですね」と想いを寄せた。

そして番組の畠山督プロデューサーは「あの日から間もなく4年。ようやく今、『東北は食材の宝庫だ!』と胸を張って言える時期になりました。宮城・山元のホッキ貝、北上川のウナギ、そして仙台牛。どれも震災後一度は『幻』となったものばかりです。その復活の陰にある東北の人々の魂と幻の食材の魅力を、故郷である被災地にとりわけ強い思いのあるサンドウィッチマンと、震災後も継続的に支援活動をおこなうSHELLYが、明るく元気いっぱいに伝えてくれます」と見どころを語っている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.