“太りすぎたビーグル犬”保護、通常の4倍近い体重で歩行も困難に。

2015/01/10 10:22 Written by Narinari.com編集部

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先日、米国のある動物保護団体がFacebookに掲載した、“太りすぎの犬”が話題を呼んでいる。この犬、あまりに太りすぎて自ら歩くことができず、飼い主より保護されたそうで、今後、どのようにダイエットさせるかを検討していくという。

この犬は、7〜8歳とみられるビーグル犬。小型犬種であるビーグルは、通常は成犬でも体重10キロ前後と言われているが、今回保護されたケースでは、実に4倍、約40キロ近くもあったそうだ。

その太り方は、Facebookで公開されている写真を見ても“異常”の一語。もともとウサギの狩猟などに用いられてきた歴史を持つビーグルは、顔立ちはかわいくとも、胴回りがやや細めで、腹のあたりがシュッと切れ上がり…と、その体つきには猟犬らしさも感じられる。

しかし、写真の中のビーグルは、クッションに横たわって埋もれているような格好とはいえ、贅肉がひし餅のように流れ、なにやら牛のような体つきにすら見えてしまう。不健康なのは一目瞭然だ。

ビーグルはもともと食欲旺盛で、与えられた食べ物は際限なく食べてしまう傾向があるそう。そのため、飼い主による食事コントロールや運動管理が大切になってくるが、今回のケースではそうしたことが全く行われていなかった模様だ。

ただ、飼い主は散歩などに簡単にいけなかったのでは、との見方も。そのため、動物保護団体は、動物自身のサポートと共に、そうした高齢飼い主への支援方法も模索しているようだ。

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