今年、デビュー30年の大きな節目を迎えるTUBE。その2015年の活動内容第1弾が、元日にTUBEの公式サイトにて発表された。

アニバーサリーイヤーという、例年とは一味異なる活動内容は、まず、春夏秋冬で4枚のシングルをリリース。そして初夏にオリジナルアルバム、まだ内容が明かされていない“スペシャルアルバム”のリリース、加えて盛夏にベストアルバムをリリースすることが発表された。

TUBEが春夏秋冬でシングルをリリースするのは、「青いメロディー」（2003年4月）、「Let's go to the sea 〜OASIS〜」（2003年7月）、「月光」（2003年10月）、「プロポーズ」（2004年1月）以来、約12年振りのこととなる。

また、今回のベストアルバムは、デビューした1985年以降、これまでにリリースしてきた作品の中から選んだ楽曲を収録した“オールタイム・ベストアルバム”となり、ベスト盤としてはミリオンセラーを記録した前作「TUBEst III」から約15年振りのリリースだ。

さらに今年のライブ活動に関しては、デビュー記念日の6月1日にスペシャルライブを開催。そしてそのスペシャルライブを皮切りに12月まで行われる全国ホールツアー、加えて毎年恒例の夏の野外スタジアムライブの開催も決定した。

シングルやアルバムのリリース計画、ライブ活動からもわかるように、今年のTUBEは夏だけではなく、1年を通して精力的に活動していく。

また、昨年、一般公募していたTUBEデビュー30周年記念ロゴマーク募集企画では、募集期間約1か月間で1,000件を超えるエントリーがあり、TUBEメンバーとスタッフによる厳正なる審査の結果、最優秀賞が決定した。

デザインコンセプトは4人のメンバーが時代の波を超えるサーフボードを抱えて、30周年の、その先の未来に進む姿を表現している。これらの情報はTUBE 30th Anniversary特設サイト（//www.tube30th.com/）に掲載されているので、ファンは要チェックだ。

そして本日より、TUBEのOfficial YouTube Channel（//www.youtube.com/c/tubeSMEJ）もオープン。TUBEがこれまでに発表したミュージックビデオやライブ映像が一挙公開されている。

新コンテンツとしてはお正月コメントがアップされており、この動画でも今年のTUBEの活動内容が大々的に発表されているが、ボーカルの前田亘輝と約17年来の親交があり、昨年9月に行われたTUBEの阪神甲子園球場ライブにサプライズ出演し、ステージ上でTUBEから2015年の“TUBE宣伝大使”に任命された歌舞伎役者の片岡愛之助が紋付き羽織袴姿で出演。「今年1年、TUBEを全力で応援していきます」と熱いエールを送っている。もちろん、TUBEも同じく紋付き羽織袴姿で新年の挨拶や今年の抱負を語っている。

デビュー30年目を迎え、ボーカルの前田は「『30年ですね！』と声をかけて頂きまして嬉しい限りです、ありがとうございます。僕達の尊敬する先輩が元気に前を走っている様を見て、ここはまだまだ通過点である事を感じております。TUBEのコンサートは家族で楽しんでくれる方々が増え、世代を超えて楽しめる音楽を僕達は作り続けるべきだとも思っております。本年もTUBEをよろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。

春夏秋冬、365日、オールシーズン活動する30年目のTUBEに、そして今回の活動内容や企画の発表の続報に注目しておきたいところだ。