タレントの有吉弘行（40歳）とマツコ・デラックス（42歳）が、12月17日に放送された「マツコ＆有吉の怒り新党」で、“充実した人生”について語った。

この日、番組では、視聴者から寄せられた「職場の先輩などから『30代って相当楽しいよ！』と言われ、ワクワクしながら30代を迎えたものの、30代になって半年、これといって何かステキなことが起こる気配がありません」という悩みをピックアップ。

有吉は「なんでもそうだけど、終わってみりゃ、楽しかったのかな、っていうもんよね」としみじみ。それを聞きながら、「そんなもん」と目を閉じ深くうなずいたマツコは、「そのとき、そのときは苦しいわよ。もしかしたら、（職場の先輩たちの肩を持つとしたら）苦しいことも含めて、いろいろ責任を持たせてもらえたりとか、重要な仕事がやれるようになったりとか、というのも含めて『楽しいよ』って言ってるのかもね」と、悩みへの“回答”を示した。

そこから話題は、いま充実した人生を送っているかどうかについてへ。まず、マツコが「ここにいる3人（有吉、マツコ、夏目三久）はさ、（番組が）始まった当初に比べてさ、いろんなもの任されるようになったわけじゃない、この3年とかでさ。充実してますか？」と切り出し、「ある意味、充実はしてるじゃない。断片的にはね」と語る。これに夏目は「私、3年前はこの番組をやらせていただくことだけだったので、それを考えると、いま充実してるなって思います。ありがたいなって思いますけどね」と答え、断片的ではなく、すべてが充実していると感じているという。

そして、マツコは「こんなに充実した日々を送らせてもらってる人は、そんなにいないと思うくらい有り難いと思うけど」としながらも、「ほんとに欲深い、人間ってのは。ちょっと前まではさ、この状態であることを望んでいたはずなのに、いざそうなったらなったでさ……」と、満たされない気持ちを吐露、有吉も「なんで満足してないんだろうな。なんで満足できないかな、俺は」と同調した。

そこで夏目は「どういう部分で満足できてないなってお感じになるんですか？」と質問。有吉は「思ってたのと違う。って、ただそれだけ」「あとは俺だけ損してるんじゃないかと思うわけ」と語るにとどめ、具体的なケースについての明言は避けたが、これにも「わかる」とうなずくマツコだった。