「19歳で巨大癌」山下さんの今、余命宣告からの記録綴った初の自叙伝。

2014/12/10 20:10 Written by Narinari.com編集部

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宝島社は12月10日、19歳で肝臓がんを患い、余命半年の宣告を受けた山下弘子さん初の自叙伝「雨上がりに咲く向日葵のように」を発売した。価格は1,290円(税別)。

山下さんは2012年10月1日、立命館大学法学部在学時の19歳のときに、2キロの巨大な肝臓がんが見つかり、余命半年の宣告。その後、奇跡的に手術することができたものの、癌の再発・転移を繰り返し、医者からは「完治できる術がない」という宣告まで受けてしまう。

本書はそんな彼女の、がんを患ってからこれまでを記録、今を懸命に生きる22歳の山下さんが書き下ろした自叙伝だ。

今回の出版にあたり、山下さんは次のようなコメントを寄せている。

「時間は誰にも無限にあるわけじゃない、死と隣り合わせにいながらも、今生きていることを大事にしていきたいです。落ち込んでいる暇があれば、思いっきり楽しみたいです!限りある命の中で、今自分にできること、自分にしかできないこと、やらなければいけないことを頑張りたい!もちろん、人生を楽しむことを忘れずに」
「タイトルの『向日葵』は、明るくて、まっすぐ伸びていて、見てる人を元気に、笑顔にすることができる、そして咲き終わったら種をしっかりつけて新たな命となる。そんな向日葵のような人生を送りたいという私の願いが込められています」

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