警官が届けたXmasツリーに反響、2歳からの一本の電話がきっかけ。

2014/12/10 19:37 Written by Narinari.com編集部

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偶然かかった一本の電話が、何も知らない家族に幸せと驚きのクリスマスをもたらす……そんなエピソードが米国で話題を呼んでいる。

米NBCの報道番組「トゥデイ」によると、先日、フロリダのボイントン・ビーチ警察署に、2歳の子どもから電話がかかってきたという。電話のかけ方を覚えたばかりのいたずら、ともいえそうな電話だったが、警察官は念のために現場へ急行。室内に異常はなかったものの、そこで警察官2名、パラモアさんとウォードさんは、クリスマスが近いというのに飾り付けなど祝う様子もないことに気づいた。2人は顔を見合わせ、何がなされなければならないか思いついたそうだ。

後日、2人はお金を出し合ってクリスマスツリーを購入。ライトも飾り付けも併せて購入し、それらをまとめてクリスマスプレゼントとして贈呈した。この様子を警察署のFacebookに掲載すると、すぐさま反響があり、短時間で400万人の閲覧と15万人の書き込みがなされた。

警察署の広報ステファニーさんは「このような大きな反響があるとは思っていなかった。私たちは社会がより良くあるために、よき警察官であろうと毎日仕事をしているわけですが、私たちの働いているこの場所でみなさんにその姿を示す機会に恵まれました」と声明を出している。

また、粋な贈り物をすることになった警察官のパラモアさんも「こんなに話題になるとは思っていなかった。私たちが過去に行ってきた善行と変わりないからです。朝起きて携帯の着信で情報を知って驚いているところです。私はこのことが他の人たちを励ます、後押しをするものだと感じています。他の誰かを助けるために、維持されてほしいと思います」とコメントを寄せている。

こうした報道に対しネットでは「いい仕事だ。こうあって欲しい人たちだよ」「なんてかっこいい警察官だ。ワンダフル!」「最も愛されるべき仕事だ。こんな話聞いたことない」「いいねボタンだけでは足りないね!」と称賛のコメントが並んでおり、多くの人たちに平和と愛を届けることになったようだ。

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