売春宿で75歳と67歳が大ゲンカ、プレイ時間と料金めぐりトラブル。

2014/11/28 20:12 Written by Narinari.com編集部

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中国では法律で売買春は禁じられているが、それはあくまで建前上のこと。都市部などでは隠れて性サービスを提供する店はいまだ少なくない。このたび報じられたのは、そんな売買春行為に関わった高齢者の話。75歳と67歳の男性客はお互いの支払い額やプレイ時間をめぐってケンカを始めてしまい、最終的に拘留されることになった。何とも元気な高齢者だ。

中国紙杭州日報などによると、この一件は11月7日午前、浙江省寧波市奉化市尚田鎮でのこと。地元の派出所に男性の声で「暴行を受けた」という通報が入ったことから、明るみになった。

警察が指定された場所に到着すると、ひとりの70代ぐらいの男性の顔に傷跡があり、その男性は「殴ったやつは中にいる」と、近くのボロ屋を指差したそう。警察が踏み込むと、そこには60代の男性、40代ぐらいの女性の姿。突然やって来た警察にふたりは驚き、緊張した面持ちだったが、「何があったのか?」と問いただされ、仕方なく事情を話し始めたそうだ。

そこで判明したのは、警察に通報した男性は李といい、75歳。部屋にいた男性は方という67歳、女性は徐という47歳だった。ふたりの男性はともに地元民で、女性は四川省出身だという。

肝心なのはいったいなぜ李さんが暴行を受けたのか。その経緯はこうだ。

その日、李さんと方さんはともに客引きに連れられてこの売春宿にやって来た。まず方さんがプレイを開始。事を済ませた方さんはたいそう満足し、徐さんに料金50元(約960円)とチップ10元(約190円)を支払い、待っていた李さんと“交代”した。

方さんはプレイを終えると少し疲れたのか、その場で仮眠をとることに。そして1時間以上が過ぎてから目を覚ますと、驚くことに李さんはまだプレイの真っ最中だったのだ。方さんの口からは「私は寝ていたというのに、まだ続けているのか……」と不満が漏れた。

これを耳にした李さんは怒り心頭。と言うのも、李さんは“したくてもできず”、仕方なしに続けていたからだ。そして、怒りが収まらない李さんは料金の半分の30元(約480円)だけを徐さんに手渡し、帰ろうとした。

すると、2倍の60元を支払っていた方さんは激怒。ふたりの間でののしり合いが始まる。そして、最後には方さんが李さんに手をあげてしまったのだという。

殴られた李さんは売春宿からいったん逃げ出したがイライラが収まらず、警察に通報。そのせいで、李さん、方さん、徐さんの3人は行政拘留、そして客引きは逮捕されたという。

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