オペラ歌手の中島啓江さん急逝、11月17日から体調不良のため入院。

2014/11/28 16:55 Written by Narinari.com編集部

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オペラ歌手で、タレントとしても活躍した中島啓江さんが、11月23日に亡くなっていたことがわかった。57歳だった。

所属事務所の発表によると、中島さんは17日から体調不良により都内の病院に入院。21日に容体が急変し、23日に呼吸不全のため帰らぬ人となった。代表取締役の名で出された訃報には、「きっと本人も亡くなったと思っていないのではないでしょうか。私も、まだ現実を受け入れられない状況です。あまりにも急で、あまりに悲しすぎます」とつづっている。

親族の希望により、11月27日に都内の寺で密葬が執り行われた。年明けに、中島さんが生前に願っていた音楽で偲ぶ会を行うという。

中島さんは1957年生まれ、鹿児島県出身。昭和音楽短期大学の声楽科を経て、1979年に藤原歌劇団に入団し、「修道女アンジェリカ」でオペラ歌手としてデビュー。以降、オペラやミュージカルなど多数の舞台で活躍した。また、テレビのバラエティ番組にもたびたび出演。明るく、笑いの絶えないキャラクターで親しまれた。

公式ブログは11月21日が最後の更新。エントリー「大井町きゅりあん」では、「東京の大井町きゅりあんにて世界平和女性連合全国役員会議会記念の講演会を行いました」と仕事を報告していた。

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