女子中高生に流行のモノ・コト、「壁ドン」「LINE歌詞ドッキリ」など。

2014/11/21 12:28 Written by Narinari.com編集部

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サイバーエージェントは11月21日、「2014年の女子中高生流行語」を発表した。「2014年に流行した『モノ・コト』」の1位には「壁ドン」が選ばれている。

このランキングは、10代女子向けに提供しているコミュニティサービス「CANDY」「メイクme」「Palette」ユーザーの現役女子中高生(JCJK)1,375人を対象に調査を行い、まとめたもの。その結果は次の通りだ。

◎今年、自分の周りで流行っていた『モノ・コト』を教えてください。 ※複数回答

1位「壁ドン」(1,147票)
2位「妖怪ウォッチ」 (883票)
3位「TSUM TSUM(ツムツム)」(827票)
4位「テラスハウス」(520票)
5位「双子コーデ」(398票)
6位「スクールラブ」(262票)
7位「LINE歌詞ドッキリ」(188票)
8位「自撮り棒」(177票)
9位「顎クイ」(162票)
10位「半顔メイク」(161票)

「モノ・コト」のカテゴリで圧倒的な得票数を獲得し1位となったのは「壁ドン」。恋愛漫画などでよく見られるシーンとして2013年頃からSNSを中心として話題になった。9位にランクインした「顎クイ」も同じく、恋愛漫画発の女子がときめくシチュエーション。こちらも再現写真がSNSに多く投稿されている。

6位の「スクールラブ」に関しては、学校生活の思い出に黒板や教室を使ってカップルや友達同士で写真を撮影するというもので、JCJK時代だけにしか楽しめない限定感が人気のポイントだと言える。

また、JCJKのコミュニケーション手法の変化が反映されているのは、7位の「LINE歌詞ドッキリ」。恋愛ソングの歌詞を一行ずつ好きな人に送って、時には告白までもを含めて、相手に気持ちを伝える新しいコミュニケーションの形で、一行ずつ送られるため、歌詞であることに相手が気付かず、ドキッとさせることからこのネーミングに。流行の火付け役は加藤ミリヤのヒット曲「SAYONARAベイベー」で、歌詞に出てくる彼氏の気持ちを確かめるメッセージが、一行ずつ送ったときに相手をドキドキさせるのに当てはまることが、Twitterなどで拡散される火種となった。

そのほか、8位の「自撮り棒」は、大流行したセルフィー(自分撮り)が簡単にできるようにスマートフォンに取り付けるアイテム。スマートフォンで日常的に写真を撮影するJCJK世代にも使われているようだ。

全体を通して、“写真(プリクラを含む)映え”するシーンが演出できることと、リアルの場だけでなく、SNSやLINEなどのコミュニケーションツールにおいても活用可能なものが出揃ったことが特徴的な今回のランキング。おしゃれさやおもしろさなど、総合的に流行に敏感でありながらも、自分たちの形にアレンジしてそれを楽しむJCJK世代ならではの結果となった。

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