「紙の月」原作文庫本が初首位、宮沢りえ主演の映画作品公開週に。

2014/11/20 04:24 Written by Narinari.com編集部

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今週11月24日付けのオリコン週間“本”ランキング(集計期間:11月10日〜16日)の文庫部門では、角田光代の「紙の月」(9月13日発売/角川春樹事務所:ハルキ文庫)が先週11月17日付けの2位から順位を上げて初の首位を獲得した。

同小説原作の宮沢りえ主演映画が今月15日に封切られたが、その公開開始週が集計期間となる今週付けでは、先週付けの週間売上3.6万部を上回り、作品最高の週間売上5.8万部を記録。2014年9月22日付けの初登場(25位)以来、登場10週目にしてトップの座に躍り出た。累積売上は24.5万部。

BOOK(総合)部門では、故・やしきたかじんさんの遺言本として話題となっている百田尚樹のノンフィクション「殉愛」(11月7日発売/幻冬舎)が、先週付けでの週間売上6.5万部を上回る6.9万部を売り上げ、2週連続で首位を獲得。

また、年賀状作成関連本がTOP100圏内に23作ランクインし、年末の足音を感じさせた。

そのほか同部門では、今月8日に行われたフィギュアスケートGPシリーズ第3戦(中国・上海)の直前練習で負傷しながらも不屈の闘志を見せつけた羽生結弦選手の「YUZURU 羽生結弦写真集」(10月24日発売/集英社)が、先週付けの71位から28位に再浮上している。

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