能年「菅田さん女装びっくり」、「海月姫」プレミアにキャスト勢揃い。

2014/11/19 05:10 Written by Narinari.com編集部

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女優の能年玲奈(21歳)が11月19日、主演を務めた映画「海月姫」の舞台挨拶付きワールドプレミアに登壇。共演の菅田将暉、太田莉菜、馬場園梓(アジアン)、篠原ともえ、片瀬那奈、速水もこみち、長谷川博己、原作者の東村アキコ、音楽の前山田健一、川村泰祐監督と共に大階段のレッドカーペットを歩いた。

この日、本作の主人公がクラゲオタクであることにちなみ、会場となった新宿ピカデリーが深海の世界に早変わりすると、登壇者それぞれがクラゲをイメージした衣装に身を包み登場。

能年は全体的にクラゲをイメージし、この日のために特別に作られたドレスを、菅田は襟元と靴下を青で装いを、太田はピアス、馬場園は手作りのネックレスにアクセサリー、さらに「不気味で黒く気持ち悪い」というクロクラゲをイメージしたドレスで、篠原はヘッドピースにご自身で作ったというネックレス、片瀬は青いロングのチュチュをまとい、東村は32のクラゲをあしらったふりふの着物を、前山田はストールのヒラヒラとアカクラゲをイメージした赤のパンツと黒のジャケットで、そして監督は小道具担当が作ったクラゲバッチを身に着け、クラゲっぽさを押し出しアピールした。

さらに日本が誇る“オタク文化”を世界に向けて発信する本作のために、山口俊一クールジャパン戦略担当大臣が駆けつけ、「クールジャパンの代表作になるよう応援しています」とエール。

最後に、能年から「お祭りみたいな映画なので陽気に楽しんでいただければと思います!海月姫祭りはじまりであります!」という掛け声と盛大な拍手とともにイベントは終了した。

映画「海月姫」は12月27日(土)全国ロードショー。

各登壇者のコメントは次の通り。

◎能年玲奈(クラゲオタク・月海役)

(好きなクラゲは?)タコクラゲと一緒に撮影していたので、撫でたいくらい好きになりました。キタユウレイクラゲ。口腕がブワッと広がっていて煙みたいな感じで綺麗です。
(菅田さんの女装について)菅田さんの女装はびっくりしました。お肌のケアしっかりされていてすごいです。私は、スウェットからスウェットに着替えて眉毛をほったらかしていたので、女子力を見習わなければと思いました。

◎菅田将暉(女装美男子・鯉淵蔵之介役)

女装いたしまして、頑張りました。毛も剃り、エステにも通い、骨格矯正もし、ヒールもはきました。作品でやるのは初めてでした。プライベートでは(女装は)ないですよ(笑)。

◎長谷川博己(童貞エリート・鯉淵修役)

(修は)仕事ができる男でクールですが、女性にはウブというギャップがいいんじゃないですかね。僕と似てるところ?仕事ができるところかもしれないですね(笑)。

◎太田莉菜(三国志オタク・まやや役)

菅田くんが時間をかけて美しく作られるなか、メイクルームも一瞬、着替えも一瞬。ごめんねというぐらい(セッティングに時間がかからない)毎朝でした。顔が隠れてる分、やりやすかったです。衣装がファッションショー以外はジャージだけ、よごしてもいいし、楽でした。

◎馬場園梓(アジアン)(和物オタク・千絵子役)

原作、アニメを見たときにそっくりで、びっくりしまして。着物を着てパッツンにしてヅラをつけたら本当にそっくりで。東村先生にも太鼓判をいただきました。そのそっくりぶりも見ていただけたらと思います。映画に出るのは初めてのことなので、緊張してプレッシャーで“めばちこ”ができました。共演者がすごいので、迷惑かけてはいけないというプレッシャーです。でもちゃんと仕事をしなければと思い、みなさんのことを“唐揚げ”だと思って仕事をしました。

◎篠原ともえ(枯れ専・ジジ様役)

枯れ専という言葉を初めて知りました。役が入ってきたのか、オジサマを見て萌え萌えしてきてジジなんだなと思いました。漫画が楽しかったので楽しく演じさせていただきました。(撮影間には)尼〜ず手芸部を結成し、太田さんも娘さんに作ったり、菅田さんもクラゲ会の森脇健児こと走るクラゲを作りました。能年ちゃんは何種類も作って、実際に能年ちゃんの作ったクラゲが映画にでてきます。

◎片瀬那奈(地上げ屋・稲荷役)

(気に入ったセリフは?)アドリブだったんですが、「グッモーニンエブリーワン!」です。天水館に登場するときに、おっきい声出してやろうと思って。

◎速水もこみち(ベンツ命の鯉淵家の運転手・花森役)

監督とは「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE」以来のご一緒。華やかでさわやかで撮影現場の雰囲気はよかったです。(クラゲを使って料理するなら?)乾燥してコリコリしているので、辛めのもので和えるのがいいのでは。オリーブオイルはあわないですね(笑)。

◎東村アキコ(原作者)

作者として感動しています。変なマンガじゃないですか。本当にすごい俳優さんたちがあんな変な役をやるんだなと思うと、申し訳なくて。撮影も何度か観に行かせていただいて、尼〜ずの恰好をしたみなさんに気づかずに素通りするという事件がありまして。女優さん、俳優さんてすごいんだなと思いました。原作を読んでる方もバッチリなので面白かったら、何度も観ていただきたいなと思っています。

◎前山田健一(音楽)

初めて映画音楽に挑戦させていただきました。アニメやゲームのBGMと違って、映像が完成してから曲を付ける作業だったので、みなさんの素晴らしい演技にパワーをもらいつつ、何度も笑いながら監督と話をして曲を作り上げることができました。貴重な経験となりましたので感謝したいと思います。

◎川村泰祐監督
台本を作るのに2年かけて、キャスト・スタッフィングに1年以上かけて、今までで一番自信のある作品となっています。

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