ライオン14頭に襲われた子ゾウ、絶体絶命の危機を捉えた動画が話題に。

2014/11/13 18:23 Written by Narinari.com編集部

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夕日に照らされた雄大な自然。一頭の子ゾウが水飲み場にやってきたのだが、そこに14頭ものライオンたちが現れ絶体絶命の危機に……。

英紙デイリー・メールや米紙ニューヨークポストなどによると、この衝撃的なシーンが映像に収められたのは、ウォーキング・サファリ発祥の地とも呼ばれるザンビアのサウスルアングワ国立公園。米ニューヨークを拠点に活躍するジャーナリスト、ジェシー・ナッシュさんはこの光景を目撃し、助けに行こうと考えたが、すぐに「自然の掟を破る」ことになると思い直したという。

見守るしかないナッシュさんたちの励ましの声援を受け、お尻をかじりつかれ、背中にも乗られながら、必死に振りほどこうとする子ゾウ。数的不利を少しでも減らそうと河へと入っていったことが功を奏し、ライオンたちの攻撃を振り切ることに成功した。

ツアー会社のガイドも「私は何年もここで仕事をしてきていますが、こんな光景を見たことはありません」と語る。この子ゾウの奮闘にネットでは「孤独な戦いだったがゾウは勝利した。よかった」「赤ちゃんのようだが本当に強いゾウだ」「ライオンさんも好きです。でもゾウさんももっと好きです」「このライオンたちもこどもだね。大人だったらきっと危なかっただろう」といったコメントが寄せられている。

なお、ライオンたちは代わりに水牛の群れを見つけてディナーにしたという。

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